11月7日に「PlayStation 5」の上位モデル「PlayStation 5 Pro」(以下、PS5 Pro)が発売される。家庭用の据え置きゲーム機として異例ともいえる税込み11万9980円という本体価格から、SNSでは「ゲーミングPCを買った方がいいのではないか」という声もある。確かに10万超という金額だけを見れば、ゲーミングPCの購入も検討できそうだが、果たしてPS5 Proと同等のパフォーマンスを持つゲーミングPCを近しい金額で用意できるのだろうか。
詳しい仕様などは公開されていないが、9月11日に発表/公開された映像「PlayStation 5 Proテクニカルプレゼンテーション」から読み取れるPS5 Proのスペック情報で検討してみよう。
今回、ビッグスリー(3つの大きな変更点)と題して、GPUまわりのアップグレードが主に触れられているが、GPU以外にもSSDからのデータ読出しパフォーマンスの向上も同時に実現しているという。
さらに、2TBのSSDが標準搭載されるようになり、PS5と比べて約2倍の容量が確保されている。SSDを換装しなくても、より多くのゲームをプレイできる、無線LANもWi-Fi 7に対応と大幅にスペック向上を果たし、「Pro」モデルにふさわしいスペックとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.