“VRChat民”歓喜の要素が満載! HTCの新XRヘッドセット「VIVE Focus Vision」 実機に触れて見えた優位性は?武者良太の我武者羅ガジェット道(2/4 ページ)

» 2024年09月24日 21時52分 公開
[武者良太ITmedia]

既存のプロセッサのパワーを引き出す構造に

 2016年、HTCはValve(PCゲームプラットフォームのSteam運営企業)と共同開発したVRヘッドセット「HTC Vive」を発売しました。HTC Viveのために開発されたトラッキング技術の規格「Lighthouse」は、コンシューマー向けVR機器のスタンダードとなり、現在も高精度なフルトラ(フルボディートラッキング)を求めるユーザーから評価されています。

 しかし、部屋に外部センサーを設置しなくてはならないLighthouseは、新規ユーザーが参加する際のハードルの高さにもつながっています。その点を考慮し、HTCは外部センサーを使わないインサイドアウト方式のVRヘッドセットも開発してきました。

photo HTCグローバルプロダクトマーケティングマネージャーの政田雄也氏

 新しいVIVE Focus Visionもインサイドアウト方式を採用したデバイスとなっています。SoCにはQualcommの「Snapdragon XR2」を採用し、スタンドアロンのXRヘッドセットとして動作するとともに、ゲーミングPCとの連携も視野に入れたモデルです。

photo 「VIVE Focus Vision」の側面。重量バランスを考慮したデザイン

 とはいえ、Snapdragon XR2は最新のプロセッサではありません。HTCの製品でいうならば、2021年に発売された「VIVE Focus 3」が搭載していたものと同じです。もっと言えば、VIVE Focus VisionとVIVE Focus 3はボディー全体が非常に似ています。

photo VIVE Focus 3との外観上の違いとなるステレオカメラ部

 外観上の違いは、パススルー用のステレオカメラなどのセンサー類のみです。ディスプレイパネルの解像度や、フレネルレンズの採用など、基本スペックも同一です。

 VIVE Focus Visionは、VIVE Focus 3をベースにMR機能を追加したアップデート版のXRヘッドセットといえるでしょう。

photo 付属するハンドコントローラーも、近年のXRヘッドセットでは採用されなくなってきたリングパーツが付く

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月25日 更新
  1. かわいらしい水色が魅力の「Omikamo 折り畳み式Bluetoothキーボード」がタイムセールで25%オフの5688円に (2026年05月22日)
  2. 日本が舞台のオープンワールドレースゲーム「Forza Horizon 6」は、土地の空気感まで再現された圧倒的リアルさ 車好きでなくとも絶対ハマる理由 (2026年05月23日)
  3. Googleが個人向け自律型AIエージェント「Gemini Spark」発表/LGが1000Hzのリフレッシュレートにネイティブ対応した「LG UltraGear(25G590B)」を発表 (2026年05月24日)
  4. どんな場面で役立つ? 「サンワダイレクト ペン型マウス 400-MAWBT202R」がタイムセールで23%オフの5380円に (2026年05月22日)
  5. 26万円のASUS製Ryzenマザーが即完売! 33万円引きの特価グラフィックスカードなど秋葉原を騒がせた目玉パーツ (2026年05月23日)
  6. スマホを開かずに天気や予定をひと目で把握できる「SwitchBot スマートデイリーステーション」がタイムセールで14%オフの1万3680円に (2026年05月22日)
  7. 小さすぎるモバイルマウス「サンワダイレクト 400-MAWB216GM」が18%オフで販売中 (2026年05月22日)
  8. メモリ容量が最大192GBに! AMDが新型モンスターAPU「Ryzen AI Max PRO 400」を発表 (2026年05月22日)
  9. デスク上の複数の充電器を1台にまとめられる「UGREEN 100W GaN 卓上急速充電器」がタイムセールで25%オフの5235円に (2026年05月22日)
  10. バッテリー着脱式! Ryzen AI Max+ 395で驚異の性能をたたき出すポータブルPC「OneXFly APEX」を試す (2026年05月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年