「ドスパラ」ブランドで自作パーツ主体のPCショップを展開する一方で、「THIRDWAVE」「GALLERIA」「raytrek」の3ブランドで完成品PC事業も手掛けるサードウェーブは、ゲーマーと開発者の両方を視野に入れたブース展示を行っている。
場所が場所だけに、展示の中心はGALLERIAブランドのゲーミング/個人クリエイター向け製品だ。プロゲーマーやプロチームとコラボレーションしたモデルを含め、さまざまなモデルが展示されている。
少し風変わりなものとして、今後のGALLERIAで採用する予定の新型CPUファンの展示もあった。高性能なCPUやGPUをよりコンパクトなケースに収めるために開発したそうで、水冷機構を載せることによる“制約”を減らすために企画/開発しているのだという。
TGS2024には、ゲームメーカーの関係者も多く来場する。そのこともあり、ビジネス寄りとなるTHIRDWAVE/raytrekブランドの製品も展示されている。
オンプレミス(ローカル)での機械学習や生成AIの利用など、ハイエンドな演算を求められる業務向けの「raytrek Workstation N8630」。写真は「NVIDIA RTX 6000 Ada」を4枚載せた構成で、標準価格は1000万円を超えるなお、サードウェーブは米Intelのアライアンスパートナープログラムのアワードプログラムにおいて、2024年度のOEM/ODM部門の「Outstanding Growth(飛び抜けた成長)」賞を受賞している。9月26日(ビジネスデイ第1日目)には、その授与式が同ブースで行われた。
「G-Tune」ブランドでゲーミングPCを展開するマウスコンピューターもTGS2024にブース出展している。ただ、そのブースは筆者が想像していたよりもコンパクトだった。
実は、マウスコンピューターは複数のゲームメーカーや周辺機器メーカーに機材を貸し出しており、メーカーのブースに行くとG-Tuneを多く見かける。自社ブースは、ある意味での“集大成”で、他社ブースに展示されているG-Tuneを詳しく紹介する役割をになっている。
「どうやってブースに来てもらうの?」というところだが、G-Tuneを展示している他社ブース(一部)には「大抽選会」の台紙とスタンプがあり、スタンプを集めてからマウスコンピューターブースに行くと抽選でiiyamaブランドのゲーミングディスプレイをプレゼントするという仕組みを取っている。これは賢い。
こちらは、別の記事で紹介したSteelseriesブースに展示されていた「G-Tune DG-I5G60」。マウスコンピューターは自社ブースを大きく構えるのではなく、他社のブースにG-Tuneを多数展示する戦術を取っているブースには、他社ブースでスタンプを集めてきたとおぼしき人が多数訪れていた。ここまで来ると、G-Tuneについてマウスコンピューターの担当者から直接話を聞ける。抽選が終わったらすぐに立ち去る人はほとんどなく、他社ブースで見かけたG-Tuneについて熱心に質問している人が多いのが印象的だった。
「G-Tune P5-I7G60WT-B」は、最近ニーズの高いホワイトカラーをまとった14型ノートPCだ。写真はロジクール製のヘッドセット「Logicool G735WL」とワイヤレスマウス「Logicool G705WL」が付属する「オーロラセット」となる
「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」推奨モデル(G-Tune H6-I9G80BK-B)を買うと、もれなく「初代でぶチョコボぬいぐるみ」がプレゼントされるとのことで、その実物も展示されていた
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