大規模アップデート! 「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」に追加された新機能は?(1/2 ページ)

» 2024年10月02日 18時21分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは10月1日(米国時間)、Windows 11の大型アップデートとして「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」の配信を始めた。Wi-Fi 7への対応や新しい省エネ機能、Copilot+ PC向けの新機能などが多数追加される。本記事では、それぞれの新機能を解説する。

 (なお、各機能の名称については英語名を単純に日本語訳したものであり、日本語版Windows 11における正式名称と異なる場合がある)

Copilot+ PC専用の機能

 Copilot+ PCは、AI処理に特化した専用のハードウェアとして「NPU」を搭載している。以下で紹介する24H2の新機能の多くは、それぞれがNPUでローカル処理できるようになったのが特徴だ。

ライブキャプション

 Windows上で流れる音声を自動文字起こしするライブキャプション機能にて、ネット接続不要で翻訳機能が使える。

photo 女性が中国語で話す動画の再生中、英語に翻訳された字幕がリアルタイムで上部に表示される様子

ペイントのコクリエーター

 テキストプロンプトを入力したり、簡単なスケッチを描くことで、入力に基づいたアートワーク(イラスト)を生成できる。創造性レベルのスライダーを調節することで、入力した内容とAIによる創造の要素についてどちらを優先するか調整できる。

photo ペイントで生成AIによるアートワーク(イラスト)の生成が可能に

 スタイルオプションでは、水彩画や油絵といったスタイルも選択できる。なお、生成されたアートワークはサイドウィンドウに表示され、問題なければキャンパスに反映できる。

 プロンプトは英語に最適化されており、他の言語ではパフォーマンスが低下する可能性があるという。生成はNPU上で行われ、生成できるアートワークの数に制限はない。

Windows Studio Effectsの効果

 ビデオ通話中に顔を明るくしてライティングを改善する他、バックグラウンドの音声ノイズを除去できる。

photo NPUで処理できるWindows Studio Effectsの機能が増えた

自動スーパー解像度

 ゲームにおいて、映像の高精細さを維持しつつもレンダリング解像度を下げることでフレームレートを向上してゲーム体験を向上させる。

 Microsoftが検証したゲームタイトルについては最初からオンになる。他のゲームタイトルについては、Microsoftも互換性データを提供しているWebサイトで確認できる。

フォトアプリにおけるImage Creator/Restyle Image

 Microsoft フォト アプリ内で使えるImage Creator/Restyle Imageにて、プリセットやテキストプロンプトによるAI画像編集機能が使える。

photo 画像編集も生成AIによる自動編集に対応
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  10. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー