Microsoftは9月27日(現地時間)、Windows 11向けの9月度非セキュリティプレビュー更新プログラム(KB5043145)をインストールした場合、デバイスが再起動を繰り返すといった不具合があると明らかにした。
ユーザーからの報告によると、9月26日に配信が始まった非セキュリティプレビュー更新プログラム(KB5043145)のインストール後に、繰り返し再起動が発生したり、ブルーバックやグリーンバックが発生して応答しなくなる現象が起きるという。自動修復ツールやBitLocker回復が起動することもあるとしている。
影響を受けるのは、Windows 11のバージョン23H2および22H2だ。Microsoftはこの問題を「既知の問題のロールバック(KIR)」を使用して解決するとのこと。本記事の公開時点では既に各デバイスへ展開されているはずだ。
Microsoftは10月1日(現地時間)、Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)のリリースに合わせ、新しい長期サービスチャネル(LTSC)となるWindows 11 Enterprise LTSC 2024の一般提供を開始した。
LTSCは製造、医療システムなど、長期的なデバイス更新の安定性を必要とする特殊な目的のデバイスや環境向けに提供されているオプションだ。ボリュームライセンスプログラムを通じて、ユーザーまたはデバイスごとのモデルで利用できる。サポート期間は5年間となっている。
なお、IoT機器向けのWindows 11 IoT Enterprise LTSC 2024も合わせてリリースされた。こちらのサポート期間は10年間となっている。
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