Microsoftは10月2日、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版、バージョン0.85.0をリリースした。本バージョンでは、新ユーティリティーとなる「New+」が追加されている。
New+は、あらかじめ各アプリのテンプレートを作成しておき、エクスプローラーのコンテキストメニューから、そのテンプレートを選択して作業を開始できるという機能だ。WordやExcelを開いて決まった書式を設定したり、既存のファイルをコピーしたりしている場合には便利だろう。
この他、Power Toysで使用するUI言語をOSとは別の言語に設定したり、「プレビュー(Peek)」のメモリ使用量が削減されるといった修正も行われている。
Googleは10月1日(現地時間)、Chromebookに追加される新機能と、Samsung、Lenovoから発売されるChromebookの新モデルを発表した。
追加される新機能は、以下の通りだ。
ホーム画面から、直接Geminiとチャットが可能になる。
Chromebookにログインすると、どのデバイスで何をしていたのかが視覚的に表示されるようになる。ビデオ通話に参加するためのリマインダー、最近開いたファイルへのクイックアクセス、AndroidまたはiOSスマートフォンで読み始めた記事の続きなどが提案される場合がある。
集中する時間を確保したい場合や、特定のタスクを完了したい場合は「サイレントモード」が自動的にオンになる。
重要なファイルやよく使うファイルを、ホーム画面にピン留めしておけるようになる。ピン止めしたファイルは、オンラインでもオフラインでもクリックするだけでアクセスできる。
右クリックするだけでPDF、記事、またはWebサイトを要約する。2025年には、さらに明確にする必要がある特定の文や段落を強調表示することも可能になる。
Zoom会議やYouTubeのライブ配信、家族から送られてきた動画ファイルなど、画面上に表示されているもの全てにGoogle AIによる字幕翻訳が可能になる。
話者を検出してラベル付けし、録音されたコンテンツをリアルタイムで文字起こしできる「レコーダー」アプリが利用可能になる。
スタジオスタイルのマイク機能により、AIベースの高品質マイクシミュレーションで非常にクリアな音声が得られ、ノイズや部屋の反響も軽減される。また、内蔵の外観エフェクトにより、照明や明るさなどが自動的に調整される。これらの機能はどのビデオ通話アプリでも使用可能だ。
Samsungからは、これまでで最も軽くて薄いChromebook Plusがリリースされる。15.6型のOLEDディスプレイ、チップセットにCore 3 100U、メモリは8GBを搭載している。さらにQuick Insertキーを搭載した初のChromebook Plusとなる。
Quick Insertキーを押すと、入力中の内容の編集やURLリンクの追加、絵文字やGIFの検索など、必要な機能に素早くアクセスできる。Quick Insertキーを備えるのはSamsung Galaxy Chromebook Plusのみだが、既存のChromebookユーザーはキーボードショートカットから利用可能だ。
Lenovoの「Lenovo Chromebook Duet 11」は、キーボードが分離する2in1タイプのChromebookだ。チップセットにMediaTek Kompanio 838、メモリは最大8GBを搭載できる。
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