骨伝導イヤフォンの弱点を空気伝導ドライバー併用で克服した「OpenRun Pro 2」を試す(3/3 ページ)

» 2024年10月15日 12時00分 公開
[Yukito KATOITmedia]
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デュアルドライバーで骨伝導イヤフォンの弱点をカバー

 外観チェックでも軽く触れたが、OpenRun Pro 2は骨伝導イヤフォンと題しながら、骨伝導ドライバーだけでなく、空気伝導のドライバーのデュアル構成を取っている。

photo 骨伝導ドライバーと空気伝導ドライバーの組み合わせで骨伝導イヤフォンの弱点を克服

 Aeropexを利用していた際は、骨伝導ドライバーのみで音を鳴らしていたため、どうしても骨に響きにくい低音域が減衰してしまうデメリットがあった。

 OpenRun Pro 2では、この弱点を解消するために骨伝導ドライバーと空気伝導ドライバーのデュアル構成を採用した。正直これには驚いた。てっきり、前世代の「OpenRun Pro」と同じく、低音増強ユニットが搭載されるものとばかり考えていたからだ。

 なぜ、骨伝導イヤフォンのメリットを捨てて、空気伝導ドライバーを搭載したのか。「オープンイヤー型なので音漏れしてしまうのではないか?」と読者の方は思うのではないだろうか。筆者も当然そう考えたのだが、しっかりと対策がなされているので安心してほしい。

 OpenRun Pro 2は骨伝導ドライバーと空気伝導ドライバー両方で音漏れ対策を実施しており、適切な音量に設定すれば隣に座っていても音が聞こえないようになっている。

 実機を使って試したところ、静かな室内で音量を最大にするとかなり音漏れしてしまうが、通常利用であれば大きな問題にならない、という驚くべき結果となった。

 少し話が横にそれてしまったが、音質の話に戻そう。OpenRun Pro 2は高音域〜中音域は骨伝導ドライバーで、低音域は空気伝導ドライバーで鳴らし分けることで、骨伝導イヤフォンとは思えないような音質の高さを実現している。

 超軽量ながら音質の高さを実現しているため、会議中だけでなく作業用のBGMを再生する、装着したまま音楽を聞きながら外出できる等の点もあって、日中帯はずっと付けていられるイヤフォンに仕上がっている。

photo 耳の穴をふさがないので装着感は快適だ

 筆者は朝方から昼にかけてドラムベースのような重低音メインの音楽を、昼以降はハイトーン寄りの音楽を聴くようなスタイルを採っている。

 OpenRun Pro 2はこのどちらもそつなく、会議中だけ利用するイヤフォンではなく、仕事中にずっと付けられるイヤフォンとして活躍してくれそうだ。

 Web会議用のヘッドフォンではなく、どんなシーンでも利用でき、軽くて耳をふさがないイヤフォンとしては、個人的にここ最近発売された物としては最高の製品だと感じたので、気になった方はぜひ一度家電量販店などで、実機を試してみてほしい。

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