「LIFEBOOK PH」は、2012年以来の“復活”となるシリーズだ。以前は光学ドライブ付きのモバイルノートPC向けのシリーズだったが、今回は新しいスタンダードノートPCという位置づけで、既存の「LIFEBOOK AHシリーズ」とは異なり光学ドライブは内蔵していない。
今回登場する店頭販売は、Core i5-1235U(Pコア2基+Eコア8基)を搭載する「PH50/J3」と、Core Ultra 7 155Hを搭載する「PH77/J3」の2モデルで、想定販売価格は前者が21万円弱、後者が24万円弱となる。直販では、一部構成をカスタマイズできる「LIFEBOOK WP1/J3」が販売される。
メモリは16GBで、直販モデルでは8GBまたは32GBも選べる(増設/換装不可)。ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、容量はPH50/J3が256GB、PH75が512GB、直販モデルは1TBと2TBも搭載可能だ。OSはWindows 11 Homeをプリインストールする。
ディスプレイは1920×1200ピクセルの16型液晶となる。Webカメラはプライバシーシャッター付きで、顔認証対応の約500万画素センサーを備える。
ポート類は、左側面にThunderbolt 4端子×2、HDMI出力端子とUSB 3.2 Gen 1(USB 5Gbps) Strandard-A端子を、右側面にイヤフォン/マイク端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を備える。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。
ワイヤレス通信はPH50/J3がWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)とBluetoothに、PH70/J3がWi-Fi 7とBluetoothに対応する。バッテリーはユーザーによる交換が可能だ。
16型の光学ドライブ付きスタンダードノートPC「LIFEBOOK AHシリーズ」の新モデルはCPUを刷新した上で、ついにディスプレイがアスペクト比16:10(1920×1200ピクセル)となった。また、USB Type-C端子がUSB PDによる電源入力やDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応し、1基はUSB4規格となった。
店頭販売モデルでは、OSにWindows 11 Homeをプリインストールし、Microsoft Office Home and Business 2024」のライセンスとMicrosoft 365 Basicの1年間利用権も付属する。想定価格は以下の通りだ。
LIFEBOOK AHの新モデルは、ついにディスプレイのアスペクト比が16:10となった。ボディーカラーは左からファインシルバー、ベージュゴールド(新色)、ブライトブラックの3種類があるが、いずれも選べるのはAH50/J3とAH53/J3の2モデルのみとなる14型スタンダードノートPC「LIFEBOOK MHシリーズ」は、2024年春モデルのマイナーチェンジとなる。基本スペックに変更はないが、キーボードがCopilotキー付きとなった。店頭販売モデルの想定販売価格は17万円強だ。
家族で使うモバイルPC「LIFEBOOK MH」に2024年春モデル 16:10ディスプレイ搭載で“外でも使える”1台に
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15.6型「LIFEBOOK AH」に新モデル CPUをパワーアップしてより快適に
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