島根富士通は8月24日、富士通クライアントコンピューティング(FCCL)との共催で「第17回 富士通FMVパソコン組み立て教室」を開催した。組み立て教室では、小学5年生から中学3年生までの親子20組47人が軽量ノートPC「LIFEBOOK WU-X/X3」または「LIFEBOOK WU2/H1」の組み立てに挑んだ。
今回の組み立て教室に当たり、共催者であるFCCLからPC USER編集部宛に「小中学生と一緒に、LIFEBOOKを組み立ててみませんか?」というお誘いを受けた。検討の結果、筆者が“編集部代表”としてチャレンジすることになった。この記事では、その模様をお伝えする。
今回の組み立て教室は、親子20組を島根富士通の本社工場に招待して行われた。7月1日から15日まで参加者を募集したところ、20組を超える応募があったため抽選をした上で、参加者を決定したのだという。
場所が場所だけに、島根県内からの参加者が8組と一番多かった。その他、広島県と東京都から各3組、大阪府から2組、千葉県/愛知県/兵庫県/福岡県から各1組の親子が参加した。今回は親子の他に「同行者」も1人参加可能で、参加者の兄弟/姉妹が付き添うというケースも見受けられた。
到着した参加者は、島根富士通の来客者用玄関で受付を行う。筆者が前回見学した2022年とは異なり、小中学生本人と保護者1人に加えて「同行者」も参加できるようになったため、写真のように親子3人で参加するケースもあれば、本人の弟/妹と一緒に参加するケースも見受けられた教室で組み立てられたのは、FCCLのWeb直販サイト(富士通 WEB MART)で販売されているモバイルノートPC「LIFEBOOK UHシリーズ」の直販限定モデル「LIFEBOOK WU2/H1」または「LIFEBOOK WU-X/H1」のいずれかだ。価格はいずれも12万4800円で、希望者には1万6000円プラスすると「Microsoft Office Home & Business 2021」を追加できるようにした。
WU-X/H1は14型モバイルノートPCとしては最軽量の約689gという点が魅力だ。一方、WU2/H1はバッテリー容量が大きい上、カラーを「ホワイト」「ブラック」「グレー」から選べる。いずれにしても“普通に”購入するよりも手頃であることから、お母さん“が”希望して本教室に参加することになったと語る参加者もいた。
参加者(保護者?)が選んだモデルの内訳は以下の通りとなる。
ということで、機種別では軽量性重視のWU-X/H2の方がやや多い。Officeの有無では「Officeあり」が圧倒的だ。
「ボクが言うのもアレだけど、難しいよね」 島根富士通でFCCLの齋藤会長が20組の親子とPC組み立て教室に参加して漏らしたつぶやき
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