インテルのデスクトップ向けCPU「Core Ultra 200Sプロセッサ」のアンロック対応版が、日本でも10月25日に発売される。
一部のPCパーツショップではボックス版(CPU単体のリテールパッケージ)の販売予約を受け付けており、実売価格は以下の通りとなっている。
発売に先駆けて、ITmedia PC USER編集部はインテルからCore Ultra 5 245KとCore Ultra 9 285Kからなる「レビューキット」の貸し出しを受けた。ベンチマークテストに先駆けて、CPUの様子を写真でチェックしてみよう。
レビューキットを開けると「Made to Game. Ready for Anything.(ゲームのために作られた。全てに準備完了。)」と大きく書かれている。その下には「The performance you crave with the efficiency you need.(あなたが切望するパフォーマンスをあなたが望む効率性で。)」とも書かれている。
西川善司氏のレポートにもある通り、IntelはCore Ultraプロセッサ(シリーズ2)全般において“効率”を重視するような発言を行っている。それを反映したメッセージということなのだろう。
先述の通り、今回のレビューキットはCore Ultra 5 245KとCore Ultra 9 285Kから構成される。これらは、製品とは異なる小ぶりなパッケージに封入されている。
Core Ultra 200Sプロセッサでは、3世代ぶりにCPUソケットが刷新され「LGA 1851」となった。名前の通り、先代の「LGA 1700」と比べると151ビン増えているのだが、CPUの外観はそれほど大きく変わらず“縦長”だ。
キットにはCore Ultra 200Sプロセッサのアンロック対応版の主な仕様を記載したスタンドも付属している。仕様の早見をしたいときに役立つ。
Core Ultra 5 245KとCore Ultra 9 285Kの実力はいかほどのものか――ベンチマークテストは近日中に別記事でお伝えする。楽しみにしていてほしい。
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