Colive Fukuoka 2024では、レノボ・ジャパンと日本マイクロソフトがスポンサーを務めた。「デジタルノマドに最適なPC」として、両社はCopilot+ PCを提案する。
大瀬良CEOは「デジタルノマドは、100%PCを使って仕事をし、しかもカフェで作業することも多い。(それだけに)Wi-Fi、電源、セキュリティに非常にセンシティブだ」と語る。その点、Copilot+ PCは薄く、軽く、高性能で、デジタルノマドのニーズを満たしやすいのだという。
レノボ・ジャパンの柳沼綾氏(コンシューマ事業部 営業戦略部 本部長)は、Copilot+ PCについて「単なるラップトップ(ノートPC)に関する発表ではなく、新しいビジョンの提示だ」と位置づける。レノボでは、特にZ世代のクリエイターやデジタルカルチャーに焦点を当てた製品開発を進めており、パーソナライゼーション、生産性、コラボレーションの強化を重視しているのだという。
レノボと日本マイクロソフトの講演では、Copilot+ PCの実力を示す実践的な活用シーンが紹介された。
顧客向けプロポーザルをワンクリックでプレゼンテーションに変換したり、会議の内容を自動で要約/整理し、欠席者向けに要点を抽出したりと、ビジネスシーンを想定したデモが行われた。さらに、スライドの追加や修正、スピーカーノートの生成までAIが支援する様子が実演された。
レノボ・ジャパンのCopilot+ PCは、Core Ultra 200Vプロセッサを搭載する「Yoga Slim 7i Aura Edition」(左)、Snapdragon X Eliteを搭載する「Yoga Slim 7x Gen 9」(中央)、Ryzen AI 300プロセッサを搭載する「Yoga Pro 7 Gen 9」と、Intel/Qualcomm/AMDのプラットフォームから選べることが魅力だ(Intel/AMDプラットフォームについてはWindows Updateで対応)会場では、Copilot+ PCの実力を体感できるブースも展示されていた。Windows標準の「ペイント」アプリのコクリエイター機能を使った画像生成や、40以上の言語に対応したリアルタイムの多言語ライブキャプション機能など、参加者たちは思い思いにAI機能を試していた。
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