スペースキーが分割されたキーボードは便利なのか? キー入力の癖を考察して「REALFORCE R3」セパレートモデルの設定を試行錯誤した話キーボード ナビ(1/4 ページ)

» 2024年12月26日 12時00分 公開
[瓜生聖ITmedia]
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 100個以上のキーが並ぶPCのキーボード──その多くは同じキーサイズとなっているが、機能キーや修飾キーなど、一部のキーは大きなサイズになっている。特にスペースキーは群を抜いて横長だが、人によっては半分くらいのサイズでも実用上、十分だと感じる人もいるのではないだろうか。

 最近はスペースキーを2つに分割して、任意の機能を割り当てられるキーボードが存在している。今回は東プレの「REALFORCE」シリーズから登場した、「REALFORCE R3」のセパレートスペースキーモデル(R3HI17)で、その使い勝手を試してみた。

photo REALFORCE R3シリーズの分割スペースキーモデル

セパレートスペースキーモデルは「REALFORCE R3」の異端児?

 東プレのREALFORCEシリーズと言えば、奇をてらわないスタンダードなルックスでありながら、最高峰のキーボードの1つと目される、日本を代表する高級キーボードだ。

 剛性の高いボディーや静電容量無接点方式のスイッチ、Nキーロールオーバーなど、妥協なき質実剛健さが魅力の製品といえる。それに加え、キー荷重やキー配列、カラーバリエーションといった豊富なラインアップや、Fnキーを含むキーマップ入れ替え、1キーごとに設定できるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能など、ユーザーの嗜好(しこう)に合わせてカスタマイズできる柔軟さも兼ね備えている。

 そんなREALFORCEシリーズから9月に登場したのが、スペースキーが2つに分割されたREALFORCE R3のセパレートスペースキーモデルだ。

photo スペースキー分割モデルは日本語配列、ブラック系のみの展開だ

 同時に、かな刻印レスモデルや300台限定のアイボリーカラーモデルなど、計6モデルが発売となったが、カラーバリエーションや刻印といった見た目の違いではなく、機能性が通常モデルと異なるのはR3HI17に限られており、注目度は高い。他社モデル含め、分割スペースキーを採用したキーボードは少ないからだ。

 さらに分割スペースキーと日本語配列の組み合わせとなるとさらに希少で、いわゆる“自作キーボード”の自作キットに一部存在するくらいではないだろうか。キー数がREALFORCEシリーズ最多の113キーとなるので、基板やプレート、ファームウェア、ソフトウェアも新たに開発が行われたのではないだろうか。

 東プレがそこまでの労力をかけたということは、分割スペースキーになんらかの手応えを感じてのことだろう。続いてスペースキーの分割がどのようなメリットをもたらすのか、また、どのように活用できるのかを見ていくことにしよう。

photo ケーブルは着脱式
photo ステップスカルプチャーを採用。スタンドは2段階
photo スタンドを立てたところ
photo 底面
photo 無線接続時は単三形乾電池2本で稼働する
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