さて、ビジネスシーンで大活躍しそうなAINOTE Air2ですが、忘れてはいけない点があります。
ビジネスデータを扱う場合、セキュリティ面での慎重な判断が必要かと思います。本体には指紋認証が搭載されており安心感はありますが、インターネット接続を前提とした機能が多いため、そのセキュリティリスクの判断は企業によってさまざまでしょう。
企業での利用を想定する場合、データの暗号化や管理機能のさらなる強化が期待されます。チームでの共有機能が充実すれば、会議での利用価値が一層高まるでしょう。
こうしたエンタープライズ向けの機能が充実していくと、セキュリティ面についても気兼ねなく、ビジネスでガンガン使用していけるようになるでしょう。特に会議は機密情報の塊でもありますので「便利だから使う」とはいかない面がどうしてもありますね。
“AI”という言葉はミスリードしてしまうことも多いですが、AINOTE Air2は現在の技術を上手に組み込んだ、完成度の高いガジェットだと感じました。
会議に付随する要素を、いかに効率よく対応するかに注力。会議のお供として、大きな生産性向上に寄与するでしょう。
薄く軽量なデザインも非常に魅力的です。ノートを時系列で表示し、そのままデータとして蓄積できる点は一度使うと手放せなくなるでしょう。
こうした使い方にマッチすると感じた方は、ぜひ一度体験していただきたい端末です。AINOTE Air 2はMakuakeで先行発売されます。
(製品協力:iFLYTEK)
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