コントローラーが使いやすいのもOsmo Mobile 7pの特徴です。スマートに、スタイリッシュに洗練していくのではなく、スマホ用ジンバルにもプロ用ミラーレスジンバルに近しい操作性を持たせようとしている思想が明らかです。
前側にはモード切り替えボタン、録画ボタン、イン/アウトカメラ切り替えボタン、ジンバルを操作するジョイスティックが備わり、左側面にはホイールスイッチがあります。このホイールスイッチが本当に賢い。純正アプリを使う場合は、デジタルズームやマニュアルフォーカス、LEDライトのコントロールが可能です。
もちろん、トリガーボタンもあります。DJI OM 多機能モジュール以外の操作は、基本的に従来通りです。今までのOsmo Mobileを使ってきた人は、新しいモデルに乗り換えてもすぐに使えるようになりますよ。
前述したように、DJI OM 多機能モジュールは外部マイクDJI Mic MINIのレシーバーとしても機能します。なおDJI Mic 2は非対応でした。ペアリング状態にしても、うんともすんとも反応しません。
DJI Mic Miniは2台までのトランスミッターと接続が可能です。ペアリングすると、DJI OM 多機能モジュールの2つのLEDインジケーターが緑色に点灯します。
Osmo Mobile 7Pに空間ビデオ(立体視映像)を撮影できる面白カメラのBeam Pro(Android)を乗せてみました。空間ビデオは再生デバイスがゴーグル型のヘッドセットとなるため、映像にブレがあると不快感が強くなってしまうのですが、Osmo Mobile 7Pがあればブレを低減できます。アリです。
なおAndroid用の専用アプリはGoogleストアにはなく、DJIのサイトからAPKファイルをダウンロードしなければなりません。面倒だな、と感じるとともに、Google ストアが使えない面白Androidでも使えるメリットでもありますね。
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