サーバ構築がラクになる「Openterface Mini-KVM」を試してみた インフラエンジニアや情シスに激オススメ(2/3 ページ)

» 2025年03月13日 17時00分 公開
[Yukito KATO,ITmedia]

マルチOSに対応した操作用アプリ

 Mini-KVMを経由してホストPCからターゲットPCを操作するには、ホストアプリを利用する。対応OSはWindows、macOSだけでなくLinuxやAndroid向けのアプリも展開されている。

 iOSやiPadOSについても対応を検討しているようだが、サードパーティー製デバイスとの有線接続に関する制約により、今のところ実装のめどは立っていないようだ。

 とはいえ、PCだけでなくAndroidに対応することにより、出先でも気軽にトラブルシューティングできる点は非常にありがたい。そのような極限な状態には遭遇したくないものではあるが、対応していることに越したことはない。

 本記事ではWindowsでホストアプリの操作感をチェックしていくので、購入を検討される際はぜひ参考にしてほしい。

Windowsアプリの操作感をチェック!

 Mini-KVMを接続せずにホストアプリを立ち上げると、Mini-KVMのクイックスタートガイドが表示される。Mini-KVM本体にも接続ガイドが印字されているが、ホストアプリでもクイックスタートガイドを表示してくれるので、非常に親切な作りとなっている。

photo Mini-KVMを接続せずにホストアプリを立ち上げると、クイックスタートガイドが表示される

遅延をほぼ感じることなくターゲットPCの操作が可能

 この状態でMini-KVMをホストPCとターゲットPCに接続すると、ターゲットPCの映像がホストアプリ上に表示される。プラグ&プレイに対応しているため、ホストアプリを立ち上げなくてもよい。

 テストでは安定して30fpsでキャプチャーできているため、映像出力も遅延を感じることなく快適に操作できることを確認できた。

photo ほぼ遅延を感じることなくターゲットPCの操作が可能だ

 過去にOrange Pi LTSを使ったPi KVMを利用していた際は、操作の引っ掛かりや映像出力の不安定さが目立っていたので少々不安だったが、それが杞憂(きゆう)に終わったのは非常に大きな収穫だ。

ファンクションキーや「Ctrl+Alt+Del」マクロに対応!

 ホストアプリの上部にあるキーボードアイコンをクリックすると、ファンクションキーに絞ったバーチャルキーボードが表示される。特に「Ctrl+Alt+Del」マクロが用意されているので、Windows Serverを管理する際も安心して利用できる。

手順書作成や作業証跡の大きな味方。画面キャプチャー機能

 他にもいろいろと機能が用意されており、筆者個人が気に入った物をピックアップして紹介していこう。

 ホストアプリの上部にあるカメラアイコンをクリックすると、現在キャプチャーされている全画面のスクリーンショットが撮影できるようになっている。

 ホームディレクトリ「ピクチャ」フォルダの内の「openterfaceCaptureImg」に「YYYYMMDD_HHMMss.png」(例:20250227_223903.png)の形式で保存してくれる。

photo キャプチャー機能のおかげで、手順書用の素材や作業証跡をストレスフリーで保存可能だ

 作業の証跡や、手順書を作成する際にいちいちキャプチャー用のソフトを使わなくても良いので、作業の大幅な効率化を実現できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー