実売1万4980円の破格プライス! マグネットで取り付けも簡単 スマホで応対できるドアベルの新モデル「Ring Battery Doorbell」をチェックした山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/4 ページ)

» 2025年04月10日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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ドアベル関連の便利機能も健在

 最後に、ドアベル関連の付加機能について見ていこう。

 まずは「ドアベルコール」だ。スマホで呼び出しを受ける機能で、UIは一般的な電話の着信そっくりで、タップした後の応答画面もビデオ通話のそれなのでなじみやすい。

 なお着信時点でライブ映像(つまり訪問者の顔)が表示される場合とされない場合があるようだが、画面がロックされているためか、あるいは機種別の制限なのかは今回の検証でははっきりしなかった。本機能の利用には、Ring Home Standard/Premiumプランが必要となる。

新型 Ring Battery Doorbell Amazon アマゾン ドアベル New マグネット ネジ不要 「ドアベルコール」を有効にしていると、通話のように通知を受けられる(左)。通知が届いた状態。一見すると電話が着信しているようだ(中央)。応答ボタンを押すとドアベルの前にいる人とやりとりできる。やり取りの内容は、他のカメラの映像などとともにタイムラインに保存され、後から参照可能になる(右)

 あらかじめ録音されたメッセージで自動応答を行う「スマート応答」機能も搭載している。いうなれば留守電に相当する機能で、訪問者に対して、自ら声が発することなく応対ができるので、未知の訪問客に対して応答するのも容易だ。男性の声で応答することで、女性の一人暮らしがバレないなどの利点もあるだろう。

 この機能、従来モデルが発表された時点では日本語に対応していなかったのだが、その後のアップデートで日本語対応を果たし、本製品では出荷時点から日本語での応答が可能になっている。相手の応答を録音する場合は、相手の姿も併せて録画されるので、訪問者の外見などもきちんと確認できる。こちらは利用にはRing Homeプランが必要になる。

新型 Ring Battery Doorbell Amazon アマゾン ドアベル New マグネット ネジ不要 スマート応答をオンにしておくと、あらかじめ録音されたメッセージで自動応答を行ってくれる。応答するまでの時間は最大20秒までで自由に設定できる(左)。メッセージは日本語化されており、自由に選択可能だ(中央)。相手が吹き込んだ内容は録画してメッセージとともに参照できる(右)

 この他、マイクとスピーカーを用いた双方向のやり取りや、夜間でも色付きで映像を見られるカラーナイトビジョンなど、基本機能は一通り用意されている。設定画面を細かく見ていくとHDR関連の項目がなくなっているなどの違いはあるが、上位モデルと比べて機能面で大きな違いはないように見える。

 またドアベルを押した際に、スマートスピーカーの「Echo Show」など、Alexaを内蔵した端末への通知もスムーズに行える。外出先にいても、ドアベルをした訪問者への応対が行えるのは、一般的なドアベルにはできない芸当だ。

新型 Ring Battery Doorbell Amazon アマゾン ドアベル New マグネット ネジ不要 ホーム画面。本製品を始めとしたRingデバイスのプレビュー画面が並ぶ(左)。本製品のホーム画面。各種設定項目へのリンクが並ぶ(中央)。ビデオの設定。カラーナイトボビジョンの設定やボタンタップ時の挙動を設定できる(右)

上位の「Ring Battery Doorbell Plus」とどちらを選ぶ?

 以上ざっと見てきたが、基本機能は充実している一方、評価自体はユーザーによって分かれる可能性が高い。まず従来モデルのようなネジ止めがネックで導入に至らなかったユーザーからすると、日本の住宅事情が考慮された本製品は魅力的な選択肢だと考えられる。防水/防じん機能がIP55からIP65へと進化しているのもプラスだ。

 一方、前述のようにRingシリーズ共通の交換用バッテリーに対応しておらず、本体を取り外しての充電となるため充電中はドアベルが使えないこと、視野角がわずかながら狭いなどのデメリットは無視できない。ネジ止めでの取り付けで構わなければ、上位のRing Battery Doorbell Plusの方が使い勝手が良いと考えるユーザーも多いだろう。

 ただし、Ring Battery Doorbell Plusが2万4980円なのに対して、本製品は1万円も安い1万4980円と極めてリーズナブルで、それを理由に選ばれる可能性はある。本稿執筆前のセールでは1万1800円という安値で販売されたこともあり、ドアベルのスマート化を考えているユーザーにとっては、懐に優しい本製品は有力な候補となるはずだ。

 そんな本製品は、従来モデルと同じ、黒とシルバーのツートンである「サテンニッケル」に加えて、黒とブロンズのツートンである「ベネチアンブロンズ」など、かなり渋い色も用意されている。マンションのドアがブラウン系の場合は、こちらの製品がマッチするはずだ。このような点も、本製品を選ぶ理由になるかもしれない。

新型 Ring Battery Doorbell Amazon アマゾン ドアベル New マグネット ネジ不要 ボタン押下時は、Alexaと共通のブルーLEDが回転するエフェクトが見られる
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