1580円で買える「Xiaomi スマート温湿度計 3」は単体でも使いやすい スマホからの温度/湿度の取得も可能(1/2 ページ)

» 2025年04月14日 16時00分 公開
[井上翔ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 突然だが、皆さんの家には「温度計」や「湿度計」はあるだろうか。かくいう筆者の家にはどちらもない。冷房や暖房のオン/オフは基本的に“肌感覚”に任せている面がある。しかし、電気料金が高止まりする傾向にある中、もうちょっと“スマート”に冷暖房を使うかどうかの判断をしたいなと考えていた。

 そんな中、「Xiaomi Store イオンモール浦和美園店」(さいたま市緑区)のプレオープンを取材した際に、たまたま1580円の「Xiaomi スマート温湿度計 3」が目に入った。ひとまず単体の温湿度計としても使いやすそうだったこともあり、買って試してみることにした。

Xiaomi スマート温湿度計 3 Xiaomi スマート温湿度計 3のパッケージ

パッケージに日本語なし 説明書は日本語あり

 Xiaomi(シャオミ)の製品は、基本的に複数の国/地域において同一パッケージで展開される。以前にレビューしたワイヤレスマウスモバイルバッテリーでは、パッケージに日本語が記載されていた他、多言語版の取扱説明書にも日本語ページが含まれていた。

 その点、今回購入したXiaomi スマート温湿度計 3についてはパッケージに日本語表記が見当たらない。Xiaomi Storeの売り場や国内ECサイトでは商品名が日本語での記載されているので問題ないと思われるが、人によっては日本語表記がなくてドキッとするかもしれない。

パッケージ パッケージの表面に日本語表記がないのは過去にレビューしたXiaomiデバイスと同じだが……
裏面にもなし 今回は裏面にも日本語の記載はない

 「これ、日本も想定している製品なのかな?」とちょっと不安になりそうだが、パッケージの底面を見ると、日本において電波を発する機器に必要な「技術基準適合証明(技適)」のロゴマーク(技適マーク)と認証番号が印字されている。当たり前といえば当たり前だが、きちんと日本で使う(販売する)ことも想定されている。

底面 パッケージの底面には出荷先の国/地域向けのコンプライアンスマーク(法令を満たすために必要な表記)がある。日本向けには「技適マーク」と認証番号の他、パッケージ素材の表記がなされている

 パッケージを開けると、本体の他、印刷物(取扱説明書/保証規定/時計の簡易設定マニュアル)、スタンドと壁面設置用の粘着材が入っている。

 印刷物は日本語を含む15言語で記載されている。パッケージに日本語がないので「説明書にもなかったらどうしようか……」と若干不安だったのだが、杞憂(きゆう)に終わって良かった。二次元コードを添付することで印刷物を省くスマートデバイスが増えている中、ひとまず印刷物としての取扱説明書があるのは本当に助かる。

 本製品の場合、取扱説明書とは別に時計の簡易設定マニュアルが付属している。本製品にはデジタル時計機能も備わっているのだが、電波によって時間を自動調整する「電波時計」ではない。スマートフォンアプリ(後述)を使ってスマホの時計と同期させるか、マニュアルの指示に従って手動設定する必要がある。時計の設定方法は取扱説明書にも記載があるのだが、恐らく「すぐ使いたい!」という人のために“時計の設定”に絞って切り出したのだろうと思う。

パッケージ パッケージの内容物。印刷物にはきちんと日本語の記載(ページ)も用意されている。本文にもある通り、時計の設定方法だけを切り出した簡易マニュアルも付属している
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2025年