では、実際に使ってみよう。
筆者は、家でも出先でも分厚いタブレットPCのようなポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER2」を使っている。執筆作業には外付けキーボードが欠かせないのだが、マウスまで持ち歩くとなると荷物になることから、マウス操作も行える「HHKB Studio」を愛用している。
逆説的にいえば、じゃまにならないサイズ感のマウスがあれば、三つ折りタイプの「MOBO Keyboard2」や、「Omikamo キーボード ワイヤレス 折りたたみ式 テンキー付き Bluetooth」など軽くて持ち運びしやすいもの、入力効率を重視しつつ多少コンパクトな「HHKB Professional HYBRID Type-S」をバッグに放り込んで軽やかに移動できるようになるということだ。
このサイズであれば、携帯性の高さは検証するまでもない。どれだけバッグがパンパンでも、どれだけ重くても、miniclipを持ち運べないということは考えられない。
というわけで、最寄りのコメダ珈琲店のカウンター席で利用してみた。
いつものように、ONEXPLAYER2とモバイルディスプレイ、そしてキーボードを展開し電源を入れる。これだけでもかなり場所を取ってしまう布陣だ。
そして、さらにここでminiclipを取り出して置いてみる。周囲のガジェット類のサイズからすると、「お、かわいいこと」という印象だ。
PCとの接続は、一般的なBluetoothデバイスと同じで戸惑うことがない。初回電源オンで「Bluetooth 1」を意味する赤色LEDが点灯するので、そのまま接続する。ここで接続切り替えボタンを押して緑(Bluetooth 2)や青(Bluetooth 3)にしてPC側で接続操作をすれば、その番号で接続される。
2台目のデバイスとして、とりあえずスマートフォンの「Galaxy S23 Ultra」を設定してみた。物理的な接続切り替えボタンと、Bluetooth番号の分かるLEDの色のおかげでスムーズに利用できた。
なお、既に登録した1/2/3のいずれかの番号に別の端末を登録したい場合は、該当する番号を示すLEDの色になるまで接続切り替えボタンを押し、その後長押しすればペアリング情報は削除される。覚えておくと何かのときに役立つだろう。
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