座るのもつらい“ゲーマー妊婦”、ポータブルゲーミングPCで快適にモンハンワイルズをプレイできるか?(2/3 ページ)

» 2025年04月29日 12時00分 公開
[Yukito KATOITmedia]

LinuxベースのSteamOSは“ゲーム版ChromeOS”のようなイメージ

 Steam Deck OLEDには、他のポータブルゲーム機のようにWindows OSは採用されておらず、Linuxベースの「SteamOS」が採用されている。

photo Steam Deck OLEDを起動すると、すぐにSteamライブラリにアクセスできる

 イメージとしては、Chromebookに採用されているChromeOSのゲーム版と捉えてもらえると良いだろう。初期セットアップが完了すると、そのままSteamクライアントが立ち上がってくる仕組みだ。

 OS起動自体も高速で、電源をオンにすればすぐにゲームがプレイできるようになる。他のコンシューマー機と遜色なく利用できた。

photo デスクトップモードに切り替えて、通常のLinuxマシンとしても利用できる

 もちろんSteamクライアントだけでなく、電源メニューから「デスクトップに切り替え」を選択すると、KDE Plasma環境が表示され、普通のLinuxマシンとしても利用できる。

 Windows OSがインストールされているわけではないので、普段との操作感が変わってくるため、どちらかというとパワーユーザー向けの機能となる。

モンスターハンターワイルズを実際にプレイしてみた

 今回はSteam Linkを利用したリモートプレイの利用を想定していたが、物は試しにSteam Deck OLEDにモンスターハンターワイルズをインストールしてプレイしてみた。初回起動時にSteam Deckでの互換性が確認されておらず、正常に動作しない恐れがある、といった警告が表示されたが、起動自体は問題なくできるようだ。

photo Steam Deck OLED上でもモンスターハンターワイルズをプレイできる驚きのパフォーマンス

 インストール後の初回の読み込みに5、6分かかったたこと、モンスターハンターワイルズ自体に求められるスペックが高いこともあり、「起動はできても動作が重たすぎて操作もままならないのでは」と予想していた。

 結果としては、驚くことに初回起動以降はスムーズにとまではいかないものの、プレイ自体は問題無さそうに見受けられた。普段プレイしている妻に聞いてみても、「致命的な重さではなく、プレイ自体はおおむね問題無さそうだ」と回答が得られた。

photo ゲーム中に「STEAM」ボタンを押すことで、コントローラーのボタンカスタマイズが可能だ

 「STEAM」ボタンを押すと、コントローラーのマッピング情報が表示されるのだが、デフォルト設定でも違和感なくプレイできるようで、大きな不満はないようだった。

 ただ、ゲーム画質についてはかなり低画質で詳細なディティールなどは完全に潰れているのが気になるようで、確かにオンラインソロロビーにいる状態でも画質の低さや、一部テクスチャの表示がおかしい点が見受けられた。

 ゲームロビー画面だけでは正常にプレイできるか判別できないため、妻に簡単なクエストである「☆1 チャタカブラにご用心(ソロ)」を実際にプレイしてもらうことにした。筆者も横についてゲームプレイを見守っていたのだが、戦闘中も特に動作がカクつくこともなく、問題なくクエストを進行できているようだった。

 プレイしている妻も、特にゲーム操作に引っ掛かりを感じていないようで、筆者が当初想定していた結果とは大きく違うものとなったことには正直驚きだ。

 とはいえ、ゲーム難易度が上がっていくと特殊ギミックなどや、敵モンスターの攻撃エフェクトも豪華になってくるため、現状Steam Deck OLEDでモンスターハンターワイルズを快適にプレイできる、とは断定できないのが正直なところだ。

 このテストはあくまで参考程度に実施したことと、妻のゲーム進行度的に詳細掘り下げができなかったため、テストはここまでとして、もともと想定していたSteam Linkでのゲームプレイの様子を確認してみることにした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月10日 更新
  1. ワコム、Android液タブ「Wacom MovinkPad」シリーズを最大約4.8万円値上げ 9月25日から (2026年09月09日)
  2. 「macOS 27 Golden Gate」は9月15日リリース Apple SiliconのMacに対応 (2026年09月10日)
  3. 薄型化とカメラ強化が光る「Pixel 11 Pro Fold」徹底レビュー! Galaxy Z Foldとの比較で見えた“正統進化”の真価 (2026年09月09日)
  4. 天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化 (2026年09月09日)
  5. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  6. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  7. パナソニック、Fire TV搭載テレビにフルHD対応のエントリー32型/40型モデルを追加 (2026年09月09日)
  8. 4Kゲームプレイを低遅延で配信・録画できる「UGREEN 4K HDMI キャプチャーボード」がセールで30%オフの4199円に (2026年09月09日)
  9. Apple参入のうわさで沸く2026年 パイオニア・サムスンが魅せる「折りたたみスマホ」の現在地 (2026年09月09日)
  10. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー