「HP OmniBook X Flip 14 AI PC(AMD)」を実際に試して分かったこと Ryzen AI 7 350搭載で高いレベルで実用的な2in1 PC(2/3 ページ)

» 2025年06月11日 12時00分 公開
[でこい,ITmedia]

ビジネスにもプライベートにもなじむデザイン

 OmniBook X Flip 14-fkは、ビジネスにもプライベートにもなじむ、落ち着いたデザインが魅力だ。

 本体カラーは「メテオシルバー」で、やや青みを帯びたシルバーのトーンが清潔感と高級感を演出している。天板には金属素材特有の質感があり、中央に配置されたHPのロゴは控えめながらも上品な印象を与える。手にした際の満足感も高い。

シルバー 本体カラーは落ち着きのある「メテオシルバー」を採用する

 本体には360度回転ヒンジが採用されており、通常のノートPCスタイルに加えて、タブレットモードやテントモード、スタンドモードなど、シーンに応じた柔軟な使い方が可能だ。ヒンジの動きは滑らかで、途中の角度でもしっかり保持される。プレゼンテーションや動画視聴、ペン操作時も安定して操作可能だ。

 本体サイズは約313(幅)×218(奥行き)×14.6〜16.9(高さ)mm、公称重量は約1.41kgとなる。14型の2in1ノートPCとしては標準的なサイズと重量だが、実際に手に持つと見た目よりも軽く感じられる。天板を開いた状態でも、片手で問題なく持ち上げられる。

テントモード 2in1ノートPCなので、ヒンジは360度まで開く。テントモードはコンテンツ視聴に向いている
底面 底面にはバー状のゴム足と吸気口を配置している。このゴム足は背面からの排気を誤って取り込まないようにするためのガードの役割も果たしている
実測重量 実測重量は1404.5gだった

 ACアダプターはUSB PD(Power Delivery)対応で、最大65W出力となる。電源ケーブル込みの実測で300gほどあった。本体にはウォールマウント式のプラグも付いているので、より軽くしたいならそれを使うか、別途USB PD対応で65W以上の出力に対応する充電器を買ってもいいだろう。

 キーボードは日本語配列で、バックライトも備えている。Enterキー周辺は少しキーの幅が狭まっているので、慣れが必要かもしれない。

実測重量 ACアダプターと電源ケーブルは、実測で合計303.5gだった
日本語キーボード キーボードは日本語配列だ。Enterキー周辺のキーの横幅が小さいことの他、人によっては「左」「右」の方向キーの形状にも慣れが必要かもしれない
バックライト キーボードにはLEDバックライトも搭載している

きれいな表示のディスプレイと充実のインタフェース

 本製品のディスプレイは、2880×1800ピクセル表示に対応した14型有機ELパネルを採用しており、タッチ操作/ペン入力もサポートする。表示色域はDCI-P3を100%をカバーし、輝度は最大400ニトと明るい。有機ELの特性もあって、発色はとても鮮やかだ。動画視聴や写真閲覧時の臨場感は高く、黒の締まりも良好で、視覚的な満足度は高い。

 リフレッシュレートは可変式で最大120Hzに対応しており、画面のスクロールも滑らかだ。光沢パネルのため映り込みはあるが、明るい表示性能と高い精細感がそれを十分に補っている。

 通常のノートPCスタイルでも使いやすいが、タブレットモードにすれば手元が安定しやすく、タッチ操作やペン入力でメモや注釈入れといった作業がさらに快適になる。

 なお、本製品はペンが別売りとなる。Microsoftが定めた「MPP(Microsoft Pen Protocol) 2.0」規格のスタイラスペンに対応しており、純正オプションとして「HP MPP アクティブペン」(直販価格1万780円)も用意されている。

ディスプレイ回り 2880×1800ピクセル表示に対応した14型有機ELディスプレイを採用し、発色が鮮やかで視認性に優れる。しかし、グレアパネルのため映り込みがやや目立つ
カメラ Webカメラは約500万画素で、赤外線撮影機能によりWindows Helloでの顔認証にも対応可能だ
物理シャッター 超狭額縁設計だが、Webカメラには物理的なプライバシーシャッターも備える

 ポート類については、左側面にUSB 40Gbps Type-C(USB4)、USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)Type-C、USB 10Gbps Standard-A端子とHDMI 2.1出力端子を備える。USB Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort Alternate Mode規格の映像出力にも対応しているため、両規格に対応するディスプレイにつなぐとケーブル1本で映像出力と充電を同時に行える。

 右側面にはUSB 10Gbps Standard-A端子と3.5mmイヤフォン/マイクコンボジャックを備える。有線LANポートやSDメモリーカードスロットは非搭載だが、拡張性はモバイルノートPCとしては十分だ。周辺機器との接続に困る場面は少ないだろう。

左側面 左側面のポート類
右側面 右側面のポート類
背面 背面には排気口があり、ヒートシンクも見える

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー