Microsoftは6月12日、AIアシスタントのCopilotがユーザーの見ている画面を認識し、作業をサポートする新機能「Copilot Vision on Windows with Highlights」の提供を開始した。現在は米国のみでの提供となるが、近日中に欧州以外の国でも提供を始めるという。
Copilot Visionを有効にすると、ユーザーが見ている画面を認識し、その内容についてリアルタイムに対話できる。さらに2つのアプリを同時に認識し、アプリ間の情報を関連付けられる。
また、「Highlights」機能では、特定のタスクについて「やり方を教えて」と尋ねると、アプリ内でクリックする場所や手順を視覚的に示してくれる。ゲームをプレイしているときにヒントを提供したり、写真を表示して照明を改善し完璧な写真にする方法を示したり、旅行の旅程を見直して、目的地に応じて持ち物が十分かどうかを知らせたりできる。
Googleは6月17日、生成AIモデル「Gemini 2.5 Flash/Pro」の安定版を一般に提供開始した。新たに「最もコスト効率が高く、最速の2.5モデル」だという「2.5 Flash-Lite」のプレビュー版も公開している。
2.5 Flash-Liteは、コーディング、数学、科学、推論、マルチモーダルベンチマークにおいて、従来の2.0 Flash-Liteよりも全体的に高い品質を実現した。翻訳や分類といった高負荷でレイテンシーの影響を受けやすいタスクに優れた性能を発揮するとしている。また、Google検索やコード実行へのツール接続、マルチモーダル入力、100万トークンのコンテキスト長など、Gemini 2.5の利便性を高める機能を備えている。
Gemini 2.5 Flash-Liteのプレビュー版は、Google AI StudioとVertex AIで利用できる。2.5 FlashとProはGeminiアプリからもアクセスできる。また、2.5 Flash-LiteとFlashのカスタムバージョンを検索にも導入したという。
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