約899gを実現したCopilot+ PCの決定版、ASUS「Zenbook SORA」の性能をチェックする(1/3 ページ)

» 2025年07月08日 18時00分 公開
[Yukito KATOITmedia]

 ASUS JAPANの「Zenbook SORA」は、約899gという軽量ボディーを実現したCopilot+ PCだ。他社を含む過去のCopilot+ PCは、重さが約1.3kgを超えるものも多く、「Copilot+ PCは重たい」というイメージがあった。Zenbook SORAはそんなイメージを払拭できる可能性が秘められている。今回は実機を手元に用意したので、その実力をチェックしていく。

photo 約899gという軽量ボディーを実現したASUS JAPANの「Zenbook SORA」

廉価版の「Snapdragon X」を搭載

 Snapdragon Xシリーズのラインアップは、ハイエンドの「Snapdragon X Elite」、ミドルレンジの「Snapdragon X Plus」、ローエンドの「Snapdragon X」が用意されている。今回テストするZenbook SORAには、Snapdragon Xシリーズの中で最廉価版にあたるSnapdragon Xを搭載している。

photo 2025年1月に発表された最廉価版のSnapdragon Xを搭載している

 筆者はこれまでSnapdragon X EliteやSnapdragon X Plusを搭載した製品に触れてきたが、廉価版のSnapdragon Xは初めて触ることになる。どの程度のパフォーマンスを発揮するのか、非常に気になるところだ。

Zenbook SORAの外観をチェック!

 Zenbook SORAのパフォーマンスを検証する前に、外観をチェックしていこう。手元にあるモデルは「ザブリスキーベージュ」というシックなベージュの本体カラーで、ノートPCとしては珍しい色合いだ。

photo 今回のテストで使用したモデルは「ザブリスキーベージュ」というシックなカラーを採用している。他に「アイスランドグレー」というカラーも用意されている。

 Zenbookシリーズはスタイリッシュなデザインが特徴で、Zenbook SORAも同様にスマートな印象を与える外観だ。所有する喜びをしっかりと感じられる。

 ディスプレイは非光沢タイプの14型(1920×1200ピクセル表示対応)で、フルHD(1920×1080ピクセル)と比べて縦の表示領域が広く、より効率的な作業を実現する。

photo ディスプレイは非光沢で、事務作業などにはもってこいだ

 Zenbook SORAにはSnapdragon X Eliteを搭載した上位モデルも展開されているが、そちらは光沢ディスプレイを搭載している。確かに光沢があると映像視聴などで画面がきれいに見える反面、映り込みや反射が目立つため、作業用PCとして長時間利用していると目が疲れるというデメリットもある。

 よって事務作業用のPCとしては、非光沢ディスプレイを採用した下位モデルもパフォーマンス面以上に強力な選択肢となり得るだろう。

素直なキーボードレイアウトと、マルチタッチジェスチャーに対応した大型トラックパッドを搭載

 キーボードは、ボディーサイズが14型ということもあって、ファンクションキーや記号キーも含めて素直なキーボードレイアウトに仕上がっており、この点も好感が持てる。

photo おおむね素直なキーボードレイアウトを採用したキーボードと、マルチタッチジェスチャーに対応した大型トラックパッドを搭載している

 唯一、矢印キーが非常に小さく感じるかもしれないが、実際にキータイプしてみると、思ったより打ちやすく、ホームポジションから手を動かさずに小指で操作するにはちょうど良いサイズだ。

 キーボードにはバックライトが標準装備されており、暗い中で操作しなければならないときも、正確なキータイピングが可能だ。タッチパッドは非常に大きく、操作感は非常に滑らかだ。タッチパッドでクリックされたと感知する深さは約0.23mmに細かくチューニングされているため、誤クリックしづらい配慮がなされている。

photo キーボードバックライトが備わっているので、暗い部屋でも正確なキータイピングが可能だ

 さらに、マルチタッチジェスチャーに対応しているため、多ボタンマウスを持ち運ばなくとも、ブラウザの進む、戻るなどをはじめとした操作をトラックパッドだけで実現できるので非常に便利だ。

photo マルチタッチジェスチャーに対応しており、多ボタンマウスを別途用意せずとも快適な操作を実現する
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