ここからは、ベンチマークテストの結果を掲載する。特に言及がない限り、グラフィックスメモリの容量はデフォルトの64GB、myHPユーティリティーで選べるパフォーマンスコントロールは「パフォーマンス」、Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」で計測している。
まず、CPUパフォーマンスは実に素晴らしい。CINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のCPUスコアが1612ptsと、12コアCPUとは一線を画すスコアで、16コア32スレッドのCPUのパフォーマンスをしっかり引き出している。
GPUのパフォーマンスはどうかというと、DirectXベースのグラフィックス性能に関しては、かなりのハイレベルだ。3DMarkのスコアDirectX 12ベースのSteel Nomad/Steel Nomad LightではNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUの平均スコアに少し及ばないものの、小差に迫っている。レイトレーシングを利用するDirectX 12 Ultimate対応のSpeed Wayではそれよりは少し差を付けられているが、これまでのCPU内蔵GPUとは完全に別物といえるパフォーマンスだ。
PCMark 10/Modern Office Battery Lifeの結果。システム制御は「SmartSense」、Windows 11の電源設定「バランス」、画面輝度最大で実施したところ、バッテリー残量100%から5%まで10時間43分動いた
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