それでは早速、実物を見てみよう
まずは重さを量ったところ、実測で655.3gだった。手に持ってみた印象としては、もっとずっしり来るものかと思っていたが、意外と軽い。手元にあったWD Blueの4TBモデルの重量は680gだった。ディスク枚数も増えているはずだが、少し軽くなっている。
今回は、少し本製品の用途とは離れるが、実際のパフォーマンスをチェックするためにデスクトップPCでの接続、SATAおよび外付けUSB接続でのテスト、そして本命のNASでの動作テストを行った。
接続環境は以下の通りだ。SATAとUSB接続の際は冷却ファンをあてずにテストした。
まずディスク情報から見ていくと、ディスク領域の表記はフォーマット後にWindowsからは23.6TB、CrystalDiskInfoからは26000.6GBと認識している。
そして、下記がデスクトップPCでのパフォーマンス結果だ。
CrystalDiskMark 9.0.0では、連続読み出し/書き込み速度が毎秒約290MBと、通常のデスクトップHDDに比べて倍近い速度が出ているのが分かる、ランダム書き込みが読み出しより速いのは、一部キャッシュが効いていると思われる。USB接続でも同様のパフォーマンスが出ている。
次に、HD Tune Pro 6.1を使って全領域でスピードをチェックした。最大で毎秒301.3MB、最小でも毎秒133.3MB、平均で毎秒241.8MBと、USB接続でもほぼ同じ結果となった。単品で使うシーンはあまりないかもしれないが、内蔵でも外付けでも十分なパフォーマンスが出ていた。
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