片手で持てる合体ミニPC! スマホサイズでデスクトップPC向けGPUもドッキングできる「Khadas Mind 2s」はロマンの塊だった(3/3 ページ)

» 2025年08月07日 12時00分 公開
[迎悟ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

専用の設定アプリもあり、機能はまだまだ少ない

 Mind 2sには専用の設定アプリも用意されている。その名も「Mind」と、そのままだ。Mindで設定できるのはMind 2s本体の設定だけでなく、接続されているモジュールの設定も変更できる。

 ただ、レビュー時点では設定できる項目の数は少なく、Mind 2sは内蔵バッテリーの充電上限の設定くらいだ。

 Mind Dockに至っては特になし、Mind GraphicsもLEDの色をプリセットされた中から変更できるだけだ。もちろん、それぞれのファームウェアアップデートなど重要なメンテナンス機能もあるのだが、あまりカスタマイズ性には富んでいないのは少々残念だ。

photo 設定アプリ「Mind」、現時点では設定できる項目は少ない
photo Mind Dockのように設定できる項目のないモジュールもある

 複数のモジュールを切り替えて使うMind 2sだからこそ、特定のモジュールに接続して起動した際には「指定したアプリケーションが復帰時に起動する」ような設定、機能があるとうれしいと感じた。

 またMind Graphicsに動作モードを選択できる設定や、イルミネーションもランダムやレインボーなどの発光パターンを選択できる機能が追加されると面白さが増すのではないだろうか。

 ぜひ、Khadasにはモジュールのバリエーションの追加だけでなく、モジュールを生かした設定ができるようなMindのアップデートに期待したい。

photo Mind Graphicsももう少しゲーミング寄りの設定などが増えたら、もっと面白く使えそうだ

モジュールで拡張、合体は面白い! 可能性はもっと広げてほしい

 KhadasのMind 2sだが、やはりモジュールとの合体機構と、合体することでMind 2sだけでは苦手なことを克服できるのは面白く夢がある(価格はネックだが……)。

 これは完全に合体ロボと同じで、そのままでは倒せない敵にも、合体することでパワーアップし倒せたり、苦手なフィールドに適した装備と合体し、新しい必殺技を見せられたときの気持ちと同じだ。

 だからこそ、このモジュールという方式はなるべく長く続けてほしいし、世代が変わっても互換性を保ってほしい。現状はモジュールもMind Dock、Mind Graphicsしかなく、ノートPCに変身できるようなモジュールや、DTM機器など特定のジャンルに強いハードウェアと一体化できるようなモジュールなどがあったりすると面白いだろう。

 もちろん既存のモジュールも、より新しい世代のGPUを搭載したモデルや他社メーカーのものを搭載したものがあってもいいだろう。Khadas以外から、互換性のあるモジュールが登場するといった展開にも期待したい。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  7. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  10. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー