先週の新製品でとりわけ注目を集めていたのは、ASUSTeK ComputerとNoctuaが共同開発したGeForce RTX 5080搭載カードASUS GeForce RTX 5080 16GB GDDR7 Noctua OC Edition」(RTX5080-O16G-NOCTUA)だ。価格は27万4000円弱となる。
両社のコラボモデルは、2021年10月に登場したGeForce RTX 3070カード「ASUS GeForce RTX 3070 Noctua OC Edition 8GB GDDR6」(RTX3070-O8G-NOCTUA)に端を発し、2022年6月登場の「ASUS GEFORCE RTX 3080 NOCTUA EDITION」(RTX3080-O10G-NOCTUA)、2023年4月の「ASUS GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X Noctua OC Edition」(RTX4080-O16G-NOCTUA)、2024年4月の「ASUS GeForce RTX 4080 SUPER 16GB GDDR6X Noctua OC Edition」(RTX4080S-O16G-NOCTUA)と、毎年新作が投入される恒例シリーズとなっている。
ただ、これまではNoctuaの120mmファンを2基使ったクーラーを採用しており、スロット4.3段分の厚さを持っていたが、今回は120mmファン(NF-A12x25 G2 PWM)を3基採用したクーラーを組み込んでいる。これに伴ってカードの厚さは4スロット分(80mm)、カード長は約385mmとなっている。
高価なコラボシリーズだが、各ショップで人気を集めている。入荷後間もなくして売り切れとなったオリオスペックは「よく冷えて静かと評判ですからね。これまでと大きく外見を変えていますが、定評ある両社の製品とあって皆さん信頼している感じですね」と話していた。
電気街全体で見ても、週末まで在庫を残しているケースの方が少なかった印象だ。TSUKUMO eX.も「GeForce RTX 5080カードとしても飛び抜けて高価ですが、そこは特別なコラボシリーズということで皆さん納得していますから」という。
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