米連邦地方裁判所は9月2日、Googleの検索事業について米司法省が起こした反トラスト法(独占禁止法)違反の起訴について、ChromeやAndroidの売却は必要ないとの判決を下した。
この問題は、Googleが検索エンジン市場で独占的な地位を維持するために、ブラウザ開発者や端末メーカー、通信事業者と排他的契約を締結しており、反トラスト法違反にあたるとして起訴されていたものだ。
反トラスト法違反については2024年に認定されていたが、その後、是正措置についての審議が行われていた。
米司法省はGoogleに対し、ChromeやAndroidの売却を求めていたが、今回の判決では売却までは不要とされた。一方で、インターネット検索における排他的配信契約を禁止する他、検索データの競合他社との共有を義務付ける。
Microsoftは9月2日、パワーユーザー向けの公式ユーティリティーツール「PowerToys」の最新版となるバージョン0.94.0をリリースした。このバージョンでは、ショートカットキーの競合検出機能などが追加されている。
PowerToysの各機能には、ショートカットが割り当てられているが、中には既存のWindowsのショートカットと競合してしまうこともある。Windows側のショートカットは基本的に変更できないため、PowerToys側のショートカットを変更することになるが、これまではどのショートカットが競合しているのか把握することが難しかった。
このため、バージョン0.94.0では競合を検出しユーザーに通知する機能が追加された。通知画面からショートカットを変更することも可能だ。
この他、PowerToysのダッシュボード画面では、検索バーが追加され、各種設定項目を簡単に探せるようになった。また、マウスユーティリティーでは、アクセシビリティー機能として「滑らかに動くカーソル」機能が追加された。マウスの操作とクリックをキーボードのショートカットのみで行えるという機能だ。マウス操作が難しいユーザーにとっては便利な機能となるだろう。
「画面が“回る”ノートPC」に「スマートPCスタンド」も――Lenovoがコンセプトデバイスを披露
マウスの新型ミニタワーシャシーにも注目! 20コアCPU×RTX 5070 Ti搭載の「DAIV KM-I7G7T」を試す
リュックに冷却ファンを内蔵! 上半身に心地よい風が吹き抜ける! サンワダイレクトの「200-BAGBPFAN1」を試す
Windows 11“25H2”は提供に向けた最終ステージへ
西川善司のパソコン遍歴――ゲーム三昧の青春時代は“おじさん”になった今も続くCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.