Lenovoは9月5日(中央ヨーロッパ時間)、ドイツ・ベルリンで開催している自社イベント「Lenovo Innovation World 2025」においてPCや周辺機器のコンセプトモデルを複数披露した。いずれも実際の製品化は未定だ。
「ThinkBook VertiFlex Concept」は一見すると普通の14型モバイルノートPCだが、ディスプレイパネルに回転機構を備えている。
本モデルは一般的な14型モバイルノートPCと遜色のない厚さ約17.9mm/重量約1.39kgに抑えながらも画面パネルを回転できることがポイントだ。Lenovoでは縦画面モードにすれば「分割画面でのマルチタスク、コード表示、ドキュメントの確認といった用途に最適」としており、縦画面モードではスマートフォンの画面のミラーリングにも使えるという。
「Smart Motion Concept」は、業界初をうたう「スマート多方向ラップトップ(ノートPC)スタンド」だ。
このスタンドにはドッキングステーション機能を備えているだけでなく、ノートPCのカメラ/マイク/スピーカーと協調することで「自動顔認識/音声制御/健康機能」を提供するという。ジェスチャー操作によってスタンドを回転させることも可能だ。
「NaturaSynth Display」は、PoC(Proof of Concept:概念実証)目的で開発された液晶ディスプレイだ。「目の快適性を次世代レベルで実現する」ことを目指して、自然光を模したライティングによって、ブルーライト含有量を1%未満に抑えたという。
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