Googleは9月2日、デスクトップ向けChromeブラウザの安定チャネルをアップデートした。WindowsおよびmacOS向けに「140.0.7339.80」「140.0.7339.81」、Linux向けに「140.0.7339.80」が展開されている。
このアップデートでは、ユーザーが既知の不正使用されたパスワードを使用してWebサイトにログインしたことを検出すると、パスワードの自動変更を提案するようになる。
また、アドレスバーにフォーカスすると、「このページについてGoogleに質問する」というコマンドが表示されるようになった。これを選択するとGoogleレンズが起動し、選択したページから文章を選択して翻訳したり、画像検索を行ったりできる。
その他、このアップデートには脆弱(ぜいじゃく)性への対処を含む6件のセキュリティ修正が含まれており、CVE番号が公開されているのは以下の4件。カッコ内は深刻度だ。
Chromeが既にインストールされている場合、順次自動で更新されるが、手動で更新したい場合はChromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択すればよい。
OpenAIは9月2日、ChatGPTにペアレンタルコントロールを導入すると発表した。10月中に導入予定で、保護者が子供のアカウントでのChatGPTの利用を管理、制限できるようになる。
同社は、多くの若者は既にAIを利用している最初の「AIネイティブ」であり、支援、学習、創造性において真の機会を生み出すが、同時に家族や10代の若者が、その発達段階に適した健全なガイドラインを設定する際にサポートが必要になる可能性もあると指摘する。
このため、家庭での使用に最適な方法を見つけられるよう、ChatGPTにペアレンタルコントロールを導入。以下のようなことが可能になる。
これらの機能は、長時間のセッション中に休憩を促すアプリ内リマインダーなどと同様、全てのユーザー向けに展開した機能に追加される。
この他、グローバル医師ネットワークと連携し、ウェルビーイングとメンタルヘルスに関する専門知識を強化する。また、会話の内容に基づいて、効率的なチャットモデルや推論モデルを選択できるリアルタイムルーティング機能を導入する。ユーザーの選択にかかわらず、システムが深刻な苦痛の兆候を検知した場合など、一部のデリケートな会話は、GPT-5 Thinkingのような推論モデルにルーティングされるようになる。
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