VAIOは9月17日、個人向けモバイルノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」の新モデルを発表した。9月26日の発売(出荷開始)予定で、想定販売価格はSX12/SX14共に量販店モデルが24万9800円(固定構成)、カスタマイズ(CTO)モデル(※1)が24万6800円からとなる。
なお、両モデルをベースとする法人向けモバイルノートPC「VAIO Pro PJ(12.5型)」「VAIO Pro PK(14型)」も、9月17日から新モデルの受注を開始する。
(※1)VAIOストア(直販サイト/一部家電量販店)およびソニーストア(ソニーのオンラインショップ/直営店)で取り扱い
今回の新モデルは、2023年6月に発売された第13世代Coreプロセッサモデルをベースに、以下の仕様を変更したモデルとなる。
先述の通り、CPUはCore 100Uシリーズが基本で、法人向けモデルのみ受注生産でCore 200Uシリーズも搭載可能だ。いずれも第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)のリニューアル品で、選択肢は以下の通りとなる。
メモリ(LPDDR4X規格)は16GBを基本に、個人向けCTOモデルと法人向けモデルでは32GBも選択可能だ。ストレージはPCI Express接続の自己暗号化対応SSDで、容量は256GBを基本に個人向けCTOモデルは512GBまたは1TB、法人向けモデルは512GB/1TB/2TBも選べる。
ディスプレイはSX12/Pro PJがフルHD(1920×1080ピクセル)の12.5型液晶で、SX14/Pro PKがフルHDの14型液晶となる。ただし、SX14のCTOモデルはタッチ/ペン操作対応フルHDパネルまたは4K(3840×2160ピクセル)パネルを、Pro PKはタッチ/ペン操作対応フルHDパネルも選べる。Webカメラは、フルHD撮影と顔認証に対応するものを搭載する。指紋認証は個人向けモデルは標準装備、法人向けモデルはオプションとなる。
キーボードはLEDバックライト付きで、基本的には日本語配列の「かな文字あり」となる。個人向けCTOモデルと法人向けモデルでは日本語配列の「かな文字なし」(※2)や米国英語(US)配列も選べる。個人向けのALL BLACK EDITIONについては日本語またはUS配列の「隠し刻印」も選択可能だ。
(※2)ボディーカラーが「ファインホワイト」または「ローズゴールド」の場合、日本語配列(かな文字なし)は選択不可
ボディーカラーは以下のものから選べる(★印が付いているものは個人向け量販店モデルでも選択可)
個人向けCTOモデルでは、特別仕様の「ALL BLACK EDITION」も用意される。その名の通りオーナメントやVAIOロゴもブラックとなっていることとが特徴で、文字を目立たなくした「隠し刻印キーボード」も選択可能だ。最小構成の想定販売価格は27万6800円となる。
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