Windows PCの「Dell XPS 13(9345)」にも装着してみた。こちらは13.4型ディスプレイを搭載しているノートPCだが、ベゼルがスリム過ぎるからか、PC用のぞき見防止フィルター:13.6インチがはみ出してしまった。
MacBook Pro 13-inch 2020のディスプレイサイズは13.3型で、こちらは13.4型だが、ベゼルがスリムなので本体サイズが小さい。そのため、PC用のぞき見防止フィルター:13.6インチがわずかに本体からはみ出してしまうタッチ対応ディスプレイなので、たわんだ部分を直すために触れると、予期せぬ動作をしてしまうので、修正できないのがもどかしい。
とはいえ、たわみさえなければ左右からのぞき見られることはない。しっかりとプライバシーを保護してくれる。
こちらのノートPCも、Webカメラがディスプレイ上部中央にあるので、オンライン会議などで支障が出ることはないだろう。
最後に、「Lenovo 14e Chromebook Gen 3」で利用できるかも試した。こちらは14型ディスプレイを搭載しているが果たしてどうだろうか。
ディスプレイサイズは問題なかったものの、ベゼルが樹脂製だったため、マグネットが貼り付かず浮いてしまった。よって、ベゼルに金属を採用したモデルでないと使うのが難しいようだ。
マグネットで着脱するタイプののぞき見防止フィルターの中には、利用するPCのディスプレイベゼルに専用の枠を取り付けなければならないものもあるが、本製品ではそのような手間がないので使い勝手が良い。
その反面、樹脂やカーボンといった素材を採用したPCのベゼルには吸着しないため、利用できなくはないが、スマートさに欠けてしまうだろう。
また、粘着面の汚れにも気を付ける必要がある。筆者宅もそうだが、例えば動物がいるのに掃除が行き届いていないと、獣毛が下辺の繰り返し張ってはがせる粘着部分に張り付いてしまい、これまたスマートさに欠けることになってしまう。そのため、非使用時には付属のセミハードタイプのホルダーに収納し、ホコリが付着しないよう管理したい。
のぞき見防止フィルターとしては、汎用(はんよう)品として同様の製品と遜色なく使用できた。とにかくラフに扱うならちょうどいいといったところで、約30(幅)×19.8(高さ)×0.4(厚み)cmというサイズを参考に、自身のノートPCで使えるか確認することが重要だ。
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