セットアップはスマートフォンのAlexaアプリから行う。ざっと見た限りでは2023年発売の「Echo Dot(第5世代)」からフローの変更はなく、設定画面の項目もほぼ同じだ。
ちなみに、これらは本製品と同時発売の「Echo Studio」とも同一で、こちらは次回のレビューで詳しく紹介する。
セットアップはスマホのAlexaアプリから行う。リストからモデル名を選ぶ方法もあるが、待っていると自動検出されるので指示に従う(左)。Wi-Fiの検出が行われる(中央)。Amazonアカウントに保存済みのWi-Fiがあれば自動的に接続される(右)スマートスピーカーとしての機能についても、これまでのモデルと大きくは変わらない。操作は基本的に音声で行うが、音量の調整とマイクのミュートに関しては、本体側の物理ボタンでも行える。本体上部をタップすることで、アラームや通話などを停止できるタップジェスチャー機能も装備している。センサーを用いた連携機能については後述する。
本製品を2台組み合わせてのステレオペア機能にも対応しており、Bluetoothスピーカーとしても利用できる。いずれも従来モデルで既に存在した機能なので、過去にEchoシリーズの利用経験があるユーザーはすぐになじめるだろうし、初心者でも利用のハードルは低い。
初期設定から変更した方が使いやすい項目としては、応答オン/オフを知らせる音を鳴らす設定がある。また会話継続モードは「オン」にしておいた方が自然なやり取りができるだろう。コミュニケーション機能はユーザーによって使う使わないがはっきりしているので、不要ならばオフにしておくとよい。
デバイスの詳細画面。呼びかけ機能の起動、温度のチェック、音量調整、ステータスの確認などが行える(左)。直近の温度がグラフで表示される。日単位と週単位の切り替えが可能だが、長期的な保存や書き出しはできない(中央)。現在の温度は設定画面からも確認できる(右)
本体上部をタップして、アラームや通話を停止できるタップジェスチャー機能を備えている(左)。複数のスピーカーを組み合わせるスピーカーセットに対応する。原則として同一モデル同士のペアとなる(中央)。Bluetoothスピーカーとしても使用可能だ。この画面ではペアリングの状況を確認できる(右)
リクエスト音はデフォルトでオフだ。オンにした方が反応が分かりやすくなる(左)。コミュニケーション機能は、ユーザーによって要不要がはっきりしているので、使わなければオフにしておくとよい(中央)。会話継続モードはデフォルトではオフなため、必要ならばオンにしておこう(右)
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