フルモデルチェンジした「Echo Dot Max」をチェック 音質グレードアップで音楽鑑賞に適したAmazonのスマートスピーカー新モデル山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/5 ページ)

» 2025年11月14日 15時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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売りは音質のよさ ホームシアター機能にも今後対応予定

 さて、従来のEcho Dotと比較した場合に本製品の売りとなるのは音質の向上だ。Echo Dotは1ユニットで全音域を再生するフルレンジスピーカー仕様だったのに対し、本製品の内蔵スピーカーはツイーターとウーファーに分かれており、高音と低音をそれぞれ受け持つ設計になっている。

 これは第4世代Echoを継承した仕様で、つまり大サイズの第4世代Echo相当のスピーカー性能を、小サイズのEcho Dotのボディーに詰め込んだ製品ということになる。

 高音にも低音にも強いサウンドは、スマートスピーカーでの音楽再生を重視するユーザーにピッタリだろう。プレスリリースにはEcho Dot比で「約3倍の重低音を実現」とあるが、偽りはないという印象だ。

 ただし、本製品と同一形状でサイズの大きいEcho Studioと比べると、当然ながらパワーは控えめだ。本製品の「音がよい」というのは、ボディーが同等サイズでフルレンジ仕様のEcho DotやEcho Popなどと比べた場合の話で、スピーカー径の差をひっくり返すほどのものではない。その点は誤解しないようにしたい。Echo Studioと異なり、空間オーディオやDolby Atmosにも非対応だ。

Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 エントリーモデルEcho Pop(右)との比較。正面から見たサイズはほぼ同等だ
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 横から見たところ。形状の違いがよく分かる
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 Echo Spot(右)との比較。ディスプレイを搭載したEcho Spotの方がサイズはわずかに大きい
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 横から見たところ。体積で見るとそれほど差はない
Amazon スマートスピーカー Echo Dot Max 高音質 画面なし 球体 第5世代 本製品と同時発売のEcho Studio(右)との比較。同一デザインながらかなりのサイズ差があり、音のパワフルさも相当な開きがある

 Amazon Musicなどクラウド経由での音楽再生と、Bluetooth接続でのスマホの音楽再生とで音量が異なるなど、既存モデルでも見られた問題は、依然として解決されていない。ユーザーレビューでは繰り返し見かける指摘なのだが、全く手が加えられていないことを考えると、あまり問題として認識されていないのかもしれない。Bluetooth接続ではステレオペア機能が使えないのも従来同様だ。

 なお本製品はFire TVデバイスと組み合わせてホームシアターを構築できるAlexaホームシアター機能に対応するとされているが、現状では利用できず、後日対応予定となっている。

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