「Echo」第4世代モデル、どう進化した? 試して分かったメリットとデメリット:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)

» 2020年10月29日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

 Amazonから、スマートスピーカー「Echo」の第4世代モデルが登場した。筒状のデザインだったこれまでのボディーを改め、球形のボディーに一新されたことが大きな特徴だ。

 さらに、従来は上位モデルである「Echo Plus」にのみ搭載されていたZigBeeによるスマートホームハブ機能や、温度センサーが本製品に統合されたのも目玉となっている。

 外見の変更が目につく本製品だが、中身はどのように進化したのだろうか。従来の第3世代モデルとの比較を中心にレビューをお届けする。

第4世代Echo 生まれ変わった「第4世代Echo」。本体色はチャコールの他、トワイライトブルー、グレーシャーホワイトが用意される。実売価格は税込み1万1980円だ

球形デザインに一新。興味深いボタン配置の変更

 本製品最大の特徴は、その外観だ。幅と奥行きはともに約144mmということで、ほぼ球形と言ってよいデザインに一新されている。前面はファブリック素材、背面はプラスチック素材なのだが、色が濃いチャコールだと、遠くから見て前と後ろの区別すらつかない。重量は約940gだ。

第4世代Echo 幅と奥行きはそれぞれ約144mmと、ほぼ完全な球形だ。高さは(きちんと接地するよう底面がカットされている関係で)約133mmとやや低い
第4世代Echo 背面。ファブリック素材で覆われた前面と異なり、背面は硬質なプラスチック素材だ
第4世代Echo 横から見たところ。ファブリック素材とプラスチック素材は斜めに分割されているのが分かる
第4世代Echo 500mlペットボトルとのサイズ比較。高さはそれほどないが、横幅の広さが際立つ
第4世代Echo 従来の第3世代モデル(右)との比較。形状が一新されていることが分かる
第4世代Echo 付属品の一覧。ACアダプターは従来モデルとは異なる形状で、本体色がチャコールであるにもかかわらずACアダプターは白と、やや違和感がある(従来は黒だった)

 ただし、デザインは大きく違っていても、搭載するボタンの数や種類は同じだ。具体的には、上部にアクションボタンとマイクボタン、音量調整ボタンを備え、位置は下部へと移動しているものの、ライトリングも変わらず備えている。

 しかし、よく見るとボタン配置がこれまでとは異なっているのが興味深い。従来は音量の大小ボタンが「上下」に並んでいたのが、今回のモデルでは、音量の大小ボタンが「左右」に並んでいる。

 配置が換わった理由は定かではないが、人間工学的にはこの方が自然ということなのだろう。ちなみにGoogle Nestシリーズも、音量の大小をコントロールするタッチセンサーの並び順は本製品と同じく「左右」なので、結果的に操作体系がそろったことになる。

 さらにボタンは丸形ではなく、例えば音量を上げるボタンであれば「+」、下げるボタンであれば「−」といった具合に、アイコンの形状がそのままボタンになっている。これにより、暗い室内でも指先の感触だけでボタンの種類を判別できるようになった

 従来は丸形ボタンの上にこういったモールドが施されていたが、それをさらに一歩先へと推し進めた形だ。最近ではレノボのスマートクロックにも見られた仕組みだが、細かいところまで改良を加えてきているイメージだ。

第4世代Echo これまで上部にあったライトリングは本体底部に移動した
第4世代Echo 本体上面にはアクションボタンとマイクボタン、音量調整ボタンを備える。顔ぶれは従来と同じだ
第4世代Echo ただし、従来の第3世代モデル(右)とはボタンの並び順が異なる。音量の大小が「上下」だったのが「左右」に並ぶよう改められている
第4世代Echo 本体天面のボタンは丸型ではなく、「+」「−」といった機能がそのままボタンの形状になっている。ボタンを押すのに目視が不要なためか、頂点部よりわずかに後ろ寄りに配置されているのも興味深い
第4世代Echo マイクをオフにすると、下部のライトが青から赤に変わる。同時にボタンも連動して赤く点灯する
第4世代Echo 背面には電源端子と3.5mmオーディオ端子を備える。入力と出力、どちらにも切り替えが可能だ。ちなみに、底面には三脚のネジ穴もある

 続いて、セットアップをしていこう。

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