Microsoftは11月18日、OpenAIの動画/音声生成モデル「Sora 2」がMicrosoft 365 Copilotで利用可能になったと発表した。MicrosoftのFrontier プログラムにオプトインしているMicrosoft 365 Copilotライセンスユーザーは、Createエクスペリエンスから動画生成機能にアクセスできる。
Sora 2は、9月に発表された最新の動画/音声生成モデル。物理法則を尊重した動画生成が可能で、バスケットボールがバックボードに跳ね返るなど、オブジェクトが自然に動く。高度なリアリズムを持つ背景音や音声、効果音も生成でき、動画には画面上のアクションに合わせた音声が含まれる。複数ショットにわたる複雑な指示に従い、リアリスティック/シネマティック/アニメスタイルに対応。カメラアングル/ショットタイプ/スタイルの指定が可能だ。
生成された動画は、SharePoint OnlineまたはOneDrive for Businessに保存され、OpenAIがデータを処理することはないという。また、AIモデルのトレーニングにも使用されることはないとしている。
CrystalDiskmarkやCrystalDiskInfoを手掛けるひよひよ氏が11月20日、3D性能(GLSL/WebGL)をワンクリックで計測できる3Dベンチマークソフト「CrystalMark 3D25」をリリースした。対応OSはWindows 11で、公式サイトなどからダウンロードできる。
4つのシーンを搭載しており、CrystalDiskMarkと同様に「All」ボタンで全てのシーンのベンチマークを順番に実行する。スコアは、1秒間に描画したピクセル数をベースに算出される。計測したスコアはXに投稿したり、CristalMarkDBに登録したりできる。
なお、本ベンチマークに含まれる4つのシーンは、いずれもデモシーンと呼ばれる映像作品だ。リアルタイムに映像や音楽を生成するプログラム(デモ)を作成/鑑賞するコンピュータのサブカルチャーで、日本のデモシーンを支える4人から提供を受けたとのことだ。このベンチマーク自体、デモシーンの魅力をPC愛好家(ベンチマーカー)に知ってもらうことを目標に開発したとしている。
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