USBストレージとしての使い勝手はどうだろうか。Galaxy Z Flip7のポートに接続し、ファイルアプリを開いたところ、外部ストレージとして正しく認識された。
次にGalaxy S25と接続し、約1.08GBの動画データをコピーしたところ、約40秒で転送できた。実用的なレベルだといえるだろう。
もちろんPCでもストレージとして利用できる。USB接続すれば、リムーバブルデバイスとして認識されるので、一般的なUSBフラッシュメモリと同じような使い方が可能だ。
筆者は取材時、スマートフォンで撮影したものをクラウド経由でPCに移して編集してから原稿に貼り付けるという方法をとっているのだが、ごくまれに連日の取材が重なると、モバイル回線経由のアップロードが遅くなり、なかなか写真がスムーズに移せないということがある。
そうなると、ローカル環境でスマホからPCにデータを受け渡した方がもちろん速い。そんなこともあって、ポータブルSSDを持ち歩こうと決意したこともあったのだが「荷物を増やしたくない」あるいは「持ち歩き忘れる」といった理由で使わなくなってしまった。
しかし、TP09Uだと少し話が異なる。というのも、わざわざUSBストレージを持ち歩くことはなくとも、モバイルバッテリーは必ず持ち歩くからだ。見た目だけでなく、その機能性にもほれぼれしてしまう。
データ専用ポートで端末を充電したり、本体へ給電したりすることはできない。しかし、1つの端末とデータ通信しながら、別の端末へ給電することは可能である。急いでPCのデータをコピーしたい(もしくはPCからデータをコピーしたい)し、スマホの充電も行いたいという場合には、どちらも同時に行えて時短につながる。
ひいき目に見ているかもしれないので、最後にベンチマークテストを行っておこう。ツールとして使ったのは「CrystalDiskMark9.0.1」(ひよひよ氏)、テスト端末は「ONEXPLAYER X1 mini」(CPU:AMD Ryzen 7 8840U/メモリ:32GB)だ。
5回計測したところ、読み出し速度は平均毎秒110.01MB、書き込み速度は平均毎秒41.42MBであった。USBメモリとしてはまずまずではないだろうか。
TP09Uは、モバイルバッテリーとして、またUSBストレージとして、困ったときに助けてくれるだけでなく、ルックスもほれぼれしてしまうアイテムだ。末永く使っていきたいと感じた。
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