フロッピーディスクみたいなモバブ兼ストレージ「Trozk TP09U」に一目ぼれ レトロな実機を試してみた(3/3 ページ)

» 2026年02月03日 15時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

データ保存機能の使い勝手は?

 USBストレージとしての使い勝手はどうだろうか。Galaxy Z Flip7のポートに接続し、ファイルアプリを開いたところ、外部ストレージとして正しく認識された。

外付けストレージとして認識 外付けストレージとして認識した。もちろん中身を見ることもできるし、データの移動やコピーも行える
本体のディスプレイにはMEMORYMODEと表示される。アイコンはもちろんフロッピーディスクだ

 次にGalaxy S25と接続し、約1.08GBの動画データをコピーしたところ、約40秒で転送できた。実用的なレベルだといえるだろう。

 もちろんPCでもストレージとして利用できる。USB接続すれば、リムーバブルデバイスとして認識されるので、一般的なUSBフラッシュメモリと同じような使い方が可能だ。

 筆者は取材時、スマートフォンで撮影したものをクラウド経由でPCに移して編集してから原稿に貼り付けるという方法をとっているのだが、ごくまれに連日の取材が重なると、モバイル回線経由のアップロードが遅くなり、なかなか写真がスムーズに移せないということがある。

 そうなると、ローカル環境でスマホからPCにデータを受け渡した方がもちろん速い。そんなこともあって、ポータブルSSDを持ち歩こうと決意したこともあったのだが「荷物を増やしたくない」あるいは「持ち歩き忘れる」といった理由で使わなくなってしまった。

 しかし、TP09Uだと少し話が異なる。というのも、わざわざUSBストレージを持ち歩くことはなくとも、モバイルバッテリーは必ず持ち歩くからだ。見た目だけでなく、その機能性にもほれぼれしてしまう。

 データ専用ポートで端末を充電したり、本体へ給電したりすることはできない。しかし、1つの端末とデータ通信しながら、別の端末へ給電することは可能である。急いでPCのデータをコピーしたい(もしくはPCからデータをコピーしたい)し、スマホの充電も行いたいという場合には、どちらも同時に行えて時短につながる。

データ通信をしながら別のポートで充電 データ専用ポートと充電ポートの同時使いが可能

 ひいき目に見ているかもしれないので、最後にベンチマークテストを行っておこう。ツールとして使ったのは「CrystalDiskMark9.0.1」(ひよひよ氏)、テスト端末は「ONEXPLAYER X1 mini」(CPU:AMD Ryzen 7 8840U/メモリ:32GB)だ。

 5回計測したところ、読み出し速度は平均毎秒110.01MB、書き込み速度は平均毎秒41.42MBであった。USBメモリとしてはまずまずではないだろうか。

CrystalDiskMark9.0.1の結果 CrystalDiskMark9.0.1の結果の一例

 TP09Uは、モバイルバッテリーとして、またUSBストレージとして、困ったときに助けてくれるだけでなく、ルックスもほれぼれしてしまうアイテムだ。末永く使っていきたいと感じた。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年