XREAL 1S/OneシリーズなどのARグラス向け周辺機器として、新たに発表された製品がXREAL Neoだ。基本的には1万mAhの大容量モバイルバッテリーだが、スマートフォンなどに給電しつつ、接続したARグラスにも映像出力できるのが特徴だ。
本体の左側面から出ているストラップは、機器と接続するためのUSB Type-Cケーブルにもなっている。左側面にはARグラスを接続するためのUSB Type-C端子、右側面にはXREAL Neoのバッテリーを充電するためのUSB Type-C端子が用意されており、ARグラスを接続したままバッテリーを充電することもできる。前面にはバッテリー残量を示すインジケーターLEDが用意されている。
上面にMagSafe対応のマグネットリングを備えているので、MagSafe対応機種なら、磁力でスマートフォンの背面に貼り付けられる。なお、MagSafeに対応していないスマートフォンを使っている場合でも、付属のマグネット専用円環シールをスマートフォンやスマートフォンケースに貼ることで、磁力でXREAL Neoを固定できるようになる。背面にはスタンドが用意されており、自由な角度で立てられる。
この製品はバッテリーが限られたスマートフォンなどと組み合わせることで役立つものだ。飛行機の機内などでスマートフォンとXREAL 1SなどのARグラスを接続して映画などを楽しむ際、通常はARグラスへの給電もスマートフォンから行われるため、長い動画を視聴するとスマートフォンのバッテリー残量が大きく減ってしまう。
バッテリー容量が4575mAhのAndroidスマートフォン「Pixel 8」をフル充電し、XREAL 1Sを接続して映画を連続再生したところ、4時間2分でシャットダウンしてしまった。2時間の映画を機内で1本視聴すると、バッテリーが半分になってしまう計算だ。しかし、XREAL Neoがあれば、スマートフォンに給電しながら視聴ができるため、バッテリー残量を気にせずに映画などをたっぷり楽しめる。
さらに、XREAL NeoはNintendo Switch 2の映像をARグラスで表示できるようにする機能も備えている。Switch 2はUSB Type-C端子を備えているが、付属のドックを装着しないとディスプレイ出力が有効にならず、直接ARグラスを接続することができない。しかし、XREAL Neoがあれば、Switch 2に給電しながら映像をARグラスに出力することができるため、屋外などの電源がない場所でも、気軽にXREAL 1SなどのARグラスを使ってSwitch 2のゲームをプレイできる。
実際にXREAL Neoを使って、Switch 2のゲームをXREAL 1Sでプレイしてみたが、なかなか快適であった。XREAL 1Sの新機能である3Dスペースを有効にすれば、Switch 2のゲームを3D映像で楽しめる。こちらもなかなか新鮮な感覚で面白い。
XREAL 1Sは、XREAL Oneをベースに解像度や輝度を向上させたリファインモデルであり、ARグラスとしての完成度はさらに向上している。
上位モデルのXREAL One Proとの差は小さく、コストパフォーマンスは高い。新機能の3Dスペースも、ARグラスのキラーアプリ的な機能と感じる。オプションのXREAL Eyeによって6DoF対応や写真撮影も可能になるなど拡張性も高い。機能も充実しているので、初めてARグラスを購入する人にもおすすめだ。
XREAL Neoも、XREALのARグラスの利用シーンを広げてくれる便利な製品だ。特に、ARグラスで映画など長時間の動画コンテンツを外で楽しみたいという人や、Switch 2のゲームをプレイしたいという人にはぴったりの製品であろう。
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