最後に、PCMark 10のBattery Benchmark、Modern Officeを実行した。電源設定はバランス、ディスプレイ輝度は最大として、駆動時間は14時間55分、スコアは8694だった。バッテリー駆動でもビジネスタイムはフルに稼働可能と思われる結果だ。その上でスコアも非常に高い。バッテリー駆動でも高い性能を発揮できると言ってよいだろう。
Acer Swift 16 AI(SF16-71T-H73Z/E)は、現実的には据え置きメインで、時々モバイルするといった用途で考えている人が比較検討するノートPCと思われる。
16型なので画面は大きく、テンキー付きのキーボードや大面積タッチパッドなど、窮屈さを感じることなく使える。こうした快適さの満足度は非常に高い。その上でサイズはそれなりになるが、モバイルでも十分な軽さを実現している。バッテリー駆動時間も犠牲になっておらず、必要十分なものだった。
そして、やはり目を引くのは高い性能だ。ここはCore Ultra X7 358Hと32GBのメモリによってGPU性能が大きく向上したところが大きい。
ビジネス用途でGPU性能を求めるというと、GPGPUやAIが主な用途になるだろう。これまでの統合GPUはそこまでの性能は足りず、性能重視で外付けGPUを備えたノートPCを求める人もいたはずだ。そこがCore Ultra X300シリーズで変わる。
まだ外付けGPUの性能までは到達していないが、少なくともエントリークラスの外付けGPU(GeForce RTX xx50クラス)搭載ノートPCとは重量を加味して比較検討できるレベルに達したと言える。
原稿執筆時点で価格は明らかになっておらず、本機はプレミアムノートPCクラスになるとは思われる。詳細は発売が見込まれる4月ごろに明らかになるだろうが、ビジネスシーンにこの性能と軽さ、快適さが大きなリターンを生み出してくれるはずだ。
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