それでは、ベンチマークを用いて本機の性能を見ていこう。
まずは、CPU性能をCINEBENCH 2024で計測した。Multi Coreのスコアは1037pts、Single Coreのスコアは123ptsだった。混載ではあるが16コア搭載しているため、Multi Coreのスコアは1000を超える好スコアとなった。また、Single CoreのスコアもノートPC製品としてかなり高いものだ。
まだデータが少ないため紹介のみとするが、CINEBENCH 2026ではMulti Threadsのスコアが3968pts、Single Threadsのスコアが496ptsだった。
次に3DMarkのCPU Profileだ。1-threadのスコアは1141で、この時点でCPUコアの演算性能が高い印象がある。2/4/8 threadsと続き、16コアの最大数16 threadsでは9558となった。
アプリケーション性能をPCMark 10で見てみよう。Overallは1万397ポイントで、3つのシナリオが全て1万ポイント以上を記録している。統合GPUを利用するPCでは低スコアになりがちなDigital Content Creationシナリオ、例えばRendering and Visualizationテストでも1万ポイントを超えているのが印象的だ。
3DMarkの結果をまとめておきたい。まず、そもそも統合GPUを用いるノートPCで、DirectX 12 Ultimateやレイトレーシング系テストの警告マークが出ないところが珍しい。APIの対応、利用できるグラフィックスメモリが十分であることを意味している。
| 3DMarkのスコア | |
|---|---|
| Speed Way | 907 |
| Steel Nomad | 1565 |
| Steel Nomad Light | 5968 |
| Port Royal | 3993 |
| Solar Bay | 2万8687 |
| Solar Bay Extreme | 4185 |
| Time Spy Extreme | 3346 |
| Time Spy | 7188 |
| Fire Strike Ultra | 3461 |
| Fire Strike Extreme | 6372 |
| Fire Strike | 1万4034 |
| Wild Life Extreme | 1万2030 |
| Wild Life | 4万1797 |
| Night Raid | 4万4795 |
スコアもFire Strikeで1万をあっさりと超えてきた。ウワサされていた通り、エントリークラスのディスクリートGPU並みの3D性能があるというのは本当のようだ。
直近で触れたAMDのRyzen AI 7 445(Radeon 840M)のスコアと比べると、グラフィックス負荷が軽いもので2〜3倍、重いもので3〜4倍といったスコアが出ている。ただしRyzen AI 7 445のRadeon 840MはGPUコアが4基だ。Ryzen AI Max+ 395(Radeon 8060S)ならGPUコアが40基なので、このあたりと性能を比較したいところだ。
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