Dell Technologiesは3月16日(米国中部夏時間)、ビジネス向けハイエンドPC/ワークステーション「Dell Pro Precision」の新モデルを発表した。
このシリーズは「Dell Pro Max」シリーズとして展開される予定だったが、ブランドの見直しに伴って旧ブランドである「Precision」を復活させることになった。米国では3〜5月に順次発売される予定だが、日本における展開は後日別途案内される。
この記事では、主な新モデルを紹介する。
16型モバイルワークステーション「Dell Pro Max 16」については、Core Ultra 200Hシリーズ搭載のIntelモデルに加えて、Ryzen AI PRO 300/400シリーズを搭載するAMDモデルが追加される。米国では3月から順次販売を開始する予定だ。
GPUはRyzen AI PRO 300/400シリーズに内蔵されたもの(Radeon 800Mシリーズ)の他、NVIDIA RTX PRO 500/1000 Blackwell Laptop GPUを搭載した構成も用意している。メモリはLPDDR5X規格で最大で64GBとなる。
ディスプレイは16型液晶で、パネル解像度は1920×1200ピクセル(タッチ対応オプションあり)、または2560×1600ピクセル(最大輝度は300ニトまたは400ニト)となる。
「Dell Pro Precision 5」は、モバイルワークステーションのメインストリームモデルという位置付けで、「パフォーマンス」と「可搬性」のバランスを重視したという。画面は14型と16型の2サイズから選べる。16型モデルについてはキーボードがテンキー付きとなる。米国では5月から順次販売を開始する予定だ。
CPUはCore Ultraプロセッサ(シリーズ3)のHモデル(Pコア+LP Eコア+Eコア構成)を搭載する。外部GPUはオプションで、NVIDA RTX PRO 500 Blackwell Laptop GPUを装備できる。メモリはLPDDR5X規格のLPCAMMで、容量は最大64GBだ。
ディスプレイは14型と16型共に液晶パネルで、以下のスペックから選べる。
「Dell Pro Precision 7」は、モバイルワークステーションのプレミアムモデルという位置付けで、「機能」と「パフォーマンス」を重視するユーザーに適するという。画面は14型と16型の2サイズから選べる。米国では外部GPUのない構成は3月31日から、外部GPUのある構成は5月から順次販売を開始する予定だ。
CPUはCore Ultraプロセッサ(シリーズ3)のHモデルで、内蔵GPUが強力な「Core Ultra X7 368H」を選択可能だ。外部GPUとしてNVIDIA RTX PRO 1000/2000 Blackwell Laptop GPUを搭載する構成も選べる。メモリはLPDDR5X規格で、最大64GBまで搭載可能だ。
ディスプレイは以下のスペックから選べる。
「Dell Pro Precision 9」は、幅広いニーズに応えられるタワー型ハイエンドデスクトップワークステーションで、必要な拡張性に応じて3種類のサイズ(T2/T4/T6)から選べることが特徴だ。いずれのサイズも、5月から順次販売を開始する予定だ。
CPUはXeon 600シリーズで、メモリはDDR5規格の最大2TB(通常)または4TB(ハイエンドCPUでMRDIMM搭載時)となる。外部GPU(グラフィックスカード)は選択肢が多く、最上位構成ではNVIDIA RTX Pro 6000 Blackwellを選択できる。
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