「Core Ultra 200S Plusプロセッサ」レビューキットが到着 中身をチェック!

» 2026年03月22日 12時30分 公開
[井上翔, 迎悟ITmedia]

 Intelが3月26日(米国時間)、デスクトップPC向けの新型CPU「Core Ultra 200S Plusプロセッサ」を発売する。「Arrow Lake」の開発コードで知られるCPUのリフレッシュ版という位置付けで、同社によると「従来アーキテクチャにおける性能改善の限界に挑んだ製品」だという。

 発売に先駆けて、Intelはレビュアーに対してCore Ultra 200S Plusプロセッサのレビューキットを貸し出している。ITmedia PC USER編集部にも届いたので、レビューに先立って“中身”をチェックしてみよう。

レビューキット Intelがレビュアーに貸し出しているCore Ultra 200S Plusプロセッサのパッケージ

Core Ultra 200S Plusシリーズの概要

 Core Ultra 200S Plusシリーズは、2024年10月に登場した「Core Ultra 200Sプロセッサ」のリフレッシュ版という位置付けで、いずれもアンロック(オーバークロック)に対応する「K」モデルとなる。主な改良点は以下の通りだ。

  • 高効率コア(Eコア)の4基増量
  • ダイ間通信クロックの900MHz向上
  • DDR5-7200メモリのサポート
  • 4R(4ランク)CUDIMMの先行サポート(一部マザーボードのみ)

 製品は「Core Ultra 5 250K Plus」と「Core Ultra 7 270K Plus」の2製品が登場する。いずれもCPUソケットは従来と同じ「LGA 1851」で、マザーボードもIntel 800シリーズチップセットを搭載するものを流用可能だ(UEFIの更新が必要な場合がある)。

特徴 Core Ultra 200S Plusシリーズの“Plus”は、既存アーキテクチャのCPUの性能をどこまで引き上げられるのかという点に焦点を当てたことを意味している

レビューキットの中身は?

 IntelのCPUレビューキットは、リテールパッケージとも異なる専用ボックスに入って届けられる。Core Ultra 200S Plusシリーズのレビューキットも例外ではなく、黒にネオンカラーの刺し色が入ったデザインのボックスを採用している。

 マグネット固定されたふたを開けると、レビュー用のCPUが姿を見せる。今回の新製品は2モデルあるが、今回はどちらも封入されている

個別パッケージ ふたを開けると、個包装されたCore Ultra 5 250K PlusとCore Ultra 7 270K Plusが姿を見せる

 専用ボックスのふたの内側には「Lock in with the power of Intel Inside」と太字の斜体で印字がある。意訳すると「Intel Insideの力に酔いしれろ」というところだろうか。性能面での自信が見え隠れする。

 Intelでは2025年4月にブランドスローガンを「That's the power of Intel Inside」に改めた。それに沿ったメッセージということでもありそうだ。

メッセージ 箱の内側にあるメッセージを読む限り、IntelはCore Ultra 200S Plusのパフォーマンスに相当の自信があるようだ

CPU形状は変わらず

 先述の通り、Core Ultra 200S Plusプロセッサは従来のCore Ultra 200Sプロセッサ用のマザーボードを流用できる。ヒートスプレッダを始めとして、CPUの物理的形状にも変更はない。そのため、「CPUを取り換えるアップグレード」にも適している。

 ただ、「わずか1年〜1年半前に登場したCPUを置き換えるだけの価値があるのか?」という点は気になる所である。ベンチマークテストについては、近日中に掲載予定なので楽しみにしていてほしい。

270K Plus こちらはCore Ultra 7 270K Plus。シルク印字を隠してしまえば、Core Ultra 200Sプロセッサとの見分けは付かない
250K Plus こちらはCore Ultra 5 250K Plus。やはりこちらも従来品との見分けは付かない
背面 CPUソケットやピン配置も変わりなく、既存のIntel 800シリーズのマザーボードを流用可能だ(本CPUに合わせて新製品も出る予定)

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