Intelが3月26日(米国時間)、デスクトップPC向けの新型CPU「Core Ultra 200S Plusプロセッサ」を発売する。「Arrow Lake」の開発コードで知られるCPUのリフレッシュ版という位置付けで、同社によると「従来アーキテクチャにおける性能改善の限界に挑んだ製品」だという。
発売に先駆けて、Intelはレビュアーに対してCore Ultra 200S Plusプロセッサのレビューキットを貸し出している。ITmedia PC USER編集部にも届いたので、レビューに先立って“中身”をチェックしてみよう。
Core Ultra 200S Plusシリーズは、2024年10月に登場した「Core Ultra 200Sプロセッサ」のリフレッシュ版という位置付けで、いずれもアンロック(オーバークロック)に対応する「K」モデルとなる。主な改良点は以下の通りだ。
製品は「Core Ultra 5 250K Plus」と「Core Ultra 7 270K Plus」の2製品が登場する。いずれもCPUソケットは従来と同じ「LGA 1851」で、マザーボードもIntel 800シリーズチップセットを搭載するものを流用可能だ(UEFIの更新が必要な場合がある)。
IntelのCPUレビューキットは、リテールパッケージとも異なる専用ボックスに入って届けられる。Core Ultra 200S Plusシリーズのレビューキットも例外ではなく、黒にネオンカラーの刺し色が入ったデザインのボックスを採用している。
マグネット固定されたふたを開けると、レビュー用のCPUが姿を見せる。今回の新製品は2モデルあるが、今回はどちらも封入されている。
専用ボックスのふたの内側には「Lock in with the power of Intel Inside」と太字の斜体で印字がある。意訳すると「Intel Insideの力に酔いしれろ」というところだろうか。性能面での自信が見え隠れする。
Intelでは2025年4月にブランドスローガンを「That's the power of Intel Inside」に改めた。それに沿ったメッセージということでもありそうだ。
先述の通り、Core Ultra 200S Plusプロセッサは従来のCore Ultra 200Sプロセッサ用のマザーボードを流用できる。ヒートスプレッダを始めとして、CPUの物理的形状にも変更はない。そのため、「CPUを取り換えるアップグレード」にも適している。
ただ、「わずか1年〜1年半前に登場したCPUを置き換えるだけの価値があるのか?」という点は気になる所である。ベンチマークテストについては、近日中に掲載予定なので楽しみにしていてほしい。
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