デル・テクノロジーズは3月23日、ゲーミングブランド「Alienware」の新製品を発表した。ノートPCは同日から順次、ディスプレイは3月26日に発売する。
今回発表された新機種。左からAlienware 16 Area-51(液晶ディスプレイ構成:既存モデル)、Alienware 16 Area-51(有機ELディスプレイ構成:今回発表)、Alienware 16X Aurora(有機ELディスプレイ構成)、Alienware 18 Area-51、Alienware 27(AW2726DM)
3月23日に開催された発表会の登壇者。左がデル・テクノロジーズの王鵬程氏(ジャパンコンシューマー&リテールアソートメントプランナー兼シニアアドバイザー)とインテルの太田仁彦氏(技術・営業統括本部 IA技術本部部長)ノートPCは、メインストリームの16型「Alienware 16X Aurora」、パフォーマンス重視の16型「Alienware 16 Area-51」、フラグシップの18型「Alienware 18 Area-51」に、Intelが先日発表した「Core Ultra 200HX Plusプロセッサ」を搭載する構成が追加される。
CPU以外のハードウェアの基本仕様は2025年モデルと同様だが、16型のAlienware 16X Aurora/16 Area-51については、AlienwareノートPCとしては初となる“非光沢の”有機ELディスプレイ搭載構成を用意している。
今回の新製品は2025年モデルがベースで、搭載するCPUをCore Ultra 200HX Plusプロセッサに改めたものとなる。なお、16型のAlienware 16X Aurora/16 Area-51の新モデルは、AlienwareブランドのノートPCとしては初となる“非光沢”有機ELディスプレイを搭載する。非光沢としたのは「ゲーミングPCでコンテンツ制作や配信/動画編集をする人が増えた」ことで、光沢でないディスプレイへのニーズが高まった結果だというCore Ultra 200HX Plusプロセッサは、既存のCore Ultra 200HXプロセッサ(開発コード名:Arrow Lake-HX)を改良したもので、先日Intelが発表した「Core Ultra 200S Plusプロセッサ」と同様にダイ間通信のクロックを向上する改良を施したものとなる。
Core Ultra 200HX Plusプロセッサは、Core Ultra 200S Plusプロセッサと同様にダイ間通信のクロックを900MHz積み増しすることでパフォーマンスアップしている。CPUコアの数と最大クロックは従来モデルと変わりないが、「Intel Binary Optimization Tool」には対応しているAlienware 16X Auroraの新モデルは、Core Ultra 7 270HX Plus(Pコア8基+Eコア12基)またはCore Ultra 9 290HX(Pコア8基+Eコア16基)を搭載する。総消費電力(TPP)は最大155Wで、標準構成(3種類)の想定販売価格は以下の通りだ。
ディスプレイは2560×1600ピクセル解像度の有機ELで、リフレッシュレートは最大240Hz、DCI-P3の色域は120%カバーというスペックを備え、VESAの「DisplayHDR True Black 500」の認証を取得している。
なお、カスタマイズ(CTO)オプションではメモリを最大32GB×2(64GB)、SSDは2TB(最大2基)まで搭載可能だ。
Alienware 16 Area-51の新モデルは、Core Ultra 7 270HX PlusまたはCore Ultra 9 290HXを搭載する。TPPは最大240Wで、標準構成(2種類)の想定販売価格は以下の通りだ。
ディスプレイは2560×1600ピクセル解像度の有機ELで、リフレッシュレートは最大240Hz、DCI-P3の色域は120%カバーというスペックを備え、DisplayHDR True Black 500の認証を取得している。
なお、CTOオプションでは外部GPUとして「GeForce RTX 5070 Laptop GPU」や「GeForce RTX 5090 Laptop GPU」も選択できる他、メモリを最大32GB×2(合計64GB)、SSDは4TB(最大3基)まで搭載可能で、キーボードはメカニカルタイプも用意している(米国英語配列のみ)。
左が既存のCore Ultra 200Sプロセッサ構成(液晶ディスプレイ搭載)、右が今回登場するCore Ultra 200S Plusプロセッサ構成(有機ELディスプレイ搭載)。有機ELディスプレイ構成の方が発色にメリハリがあるAlienware 16 Area-51の新モデルは、Core Ultra 9 290HXを搭載する。TPPは最大280Wで、標準構成(2種類)の想定販売価格は以下の通りだ。
ディスプレイは2560×1600ピクセル解像度の有機ELで、リフレッシュレートは最大240Hz、DCI-P3の色域は120%カバーというスペックを備え、DisplayHDR True Black 500の認証を取得している。
なお、CTOオプションでは外部GPUとしてGeForce RTX 5090 Laptop GPUも選択できる他、メモリを最大32GB×2(合計64GB)、SSDは4TB(最大3基)まで搭載可能で、キーボードはメカニカルタイプも用意している(米国英語配列のみ)。
「Alienware 27 240Hz QD-OLED ゲーミング モニター(AW2726DM)」は、QD-OLED(量子ドット技術を適用した有機ELディスプレイ)として“新しい定番”を目指した27型の新製品で、想定販売価格で6万4980円と手頃な価格を実現している。
パネル解像度は2560×1440ピクセル(WQHD)で、リフレッシュレートは最大240Hz、応答速度は最短0.03ミリ秒(MPRT)となっている。表示同期技術は、AMDの「FreeSync」(VESA Adaptive Sync)に対応している。最大輝度は200ニトで、HDR10規格のHDR表示にも対応する。
ポート類はHDMI入力×2、DisplayPort入力とオーディオ出力を備える。付属のスタンドは高さ調整とスイベル(左右方向の首振り)に対応する。
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