プロナビ

最新PCサブスクからオンデバイスAI、カラフルなエッジPCまで「情シスの負担を減らす」最前線を見てきたJapan IT Week 春 2026(2/3 ページ)

» 2026年04月19日 07時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

MSI:ハイブリッドワークから「スマート駐車場」まで幅広い展示

 MSI(Micro-Star International)と聞くと、ITmedia PC USER読者であれば自作PC用の各種パーツやゲーミングPC、昨今であればクリエイター向けのPCのイメージが強いと思うが、B2B市場ではより幅広い商品展開をしている。

 今回のJapan IT Weekでは、同社がB2B商品をほぼフルラインアップで展示していた。

MSI MSIブース

 エンタープライズサーバ「CX271-S3066(-HE)」「CX270-S5062(-HE)」「CX171-S4056」はIntel Xeon 6プロセッサを搭載している。Xeon 6プロセッサにはAIアクセラレーション機能が搭載されており、特にCPU演算を行うAIプログラムではパフォーマンスの改善が望めるという。

「CX271-S3066(-HE)」 CX271-S3066(-HE)
「CX270-S5062(-HE)」 CX270-S5062(-HE)

 「MS-C906 Embedded Box」は、その名の通り機器内部に組み込むことを前提としたボックスタイプのPCだ。今回はネットワーク監視カメラと組み合わせて「駐車場の自動管理ソリューション」として展示されていた。

 駐車場を模したプレートの上に並んだミニカーの位置を動かすと、「入車」の枠と「空車」の枠が瞬時に変わる――そんな様子を見せていたのだが、これはMS-C906に入力された映像の変化をオンデバイスAIが瞬時に検知することによって実現している。

 この仕組みは「駐車券なしの時間貸し駐車場」でも応用されている。駐車場に入ってきた車両のナンバープレートをAIが認識してそれを保存し、駐車場を出る際にもナンバープレートを認識して料金を請求するというプロセスも、このようなシステムで支えられているのだ。

「MS-C906 Embedded Box」 MS-C906 Embedded Boxは、手のひらを広げた程度の大きさだが、このサイズで広い駐車場の“今”を識別するだけの処理が可能だ
駐車位置 現在「11番」「8番」「5番」「3番」の枠に駐車されているが……
駐車位置 「8番」の自動車を「1番」に移動させたところ、すぐさま1番の枠が「入車」状態になった

 今回は、超小型の360度Web会議カメラも参考展示されていた。会議室の机の真ん中に置いておけば、会議室全体の様子と、最大6人の表情を映し出すことができる。これならリモートから参加している人にも、会議室内の様子が分かりやすいだろう。

 なお、こちらのカメラは顧客からの要望に応じてカスタムされたものが販売される予定で、このような展示会でもないとMSIロゴ入りの“原型”は見られないそうだ。

MSIロゴ付き 参考出展されていた超小型360度Web会議カメラ。マイクとスピーカーも搭載しているが、担当者は「より大きいスピーカーをつなぐとベター」とのことだ。なお、MSIロゴ入りの製品は一般には出回らない
最大6人 上半分に会議室内全体の様子を、下半分に最大6人を枠内に大きく映し出す。写真では3人分の枠が見える

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月22日 更新
  1. GoogleがAIモデル「Gemma 4」の大規模改善を発表/Windows 11における既知の不具合を公表 (2026年07月19日)
  2. あの“コトコト音”がさらに進化した65%キーボード「ZEN65」の極上キータッチを試す 真ちゅう製内部構造と約1.5kgの重厚ボディー (2026年07月21日)
  3. ジェンスン・ファンCEO、「セガ」と「T-ZONE」を語る (2026年07月17日)
  4. 持ち歩きに最適な14型モバイルディスプレイ! サンワサプライ「DP-08」のメリットと“軽すぎるがゆえの注意点”を検証 (2026年07月21日)
  5. 企業や業種の垣根を越えるコミュニティ「印刷女子」が提示する、“推し”から始まる新しい価値創造と印刷ビジネスの可能性 (2026年07月20日)
  6. MicrosoftのAIセキュリティ新戦略「Project Perception」とは? 脆弱性を先回りしてふさぐ次世代の防御 (2026年07月21日)
  7. ギガバイトから40周年記念のRTX 5080やX870マザーが登場! Lian-Liの次世代ファンもアキバで話題に (2026年07月20日)
  8. 新CPU「Ryzen 7 7700X3D」が登場も悩ましい事情/修理需要で売れる3500円のコードレス精密工具 (2026年07月18日)
  9. 価格高騰&Win 10サポート終了の救世主? あえて旧世代CPUを搭載するミニPC「GMKtec NucBox M3 Pro」の実力 (2026年07月15日)
  10. ノートPCやスマホの「充電器(ACアダプター)」は何を見て選べばいい? ポイントは3つ (2026年07月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー