1つ目は「デュアルスワップ」への対応だ。搭載するキーのうち、主に左手で操作する41のキーにTMR(Tunnel Magnetoresistance)アナログセンサーを採用し、アナログスイッチとメカニカルスイッチを自由に切り替えられる。
「TMRセンサーは、高感度/高解像度/高精密性/低消費電力と長所が多く、ジョイスティックなどでの採用例も多い。キーボードで使えるように設計し、今回の導入につながった」(有本さん)
「アナログスイッチを採用したキーボードでも、メカニカルスイッチ採用のキーボードでも、同じ系統のスイッチの交換をサポートするキーボードは多いが、アナログとメカニカルの交換はできない。それを実現したのが、G512Xシリーズだ」と有本さんはG512Xシリーズの優位性に触れた。
2つ目のNEWは、「SAPPリング」の標準添付だ。SAPP(Secondary Actuation Pressure Point)リングは薄いシリコンラバーのリングで、キーキャップとキースイッチの間にはめて使う。これにより、設定した2段階のアクチュエーションポイントを“感触”として体感でき、「1つ目のアクチュエーションポイントで歩くという動作を、さらにギュッと押し込むことで2つ目のアクチュエーションポイントであるジャンプする、といった操作が感覚的に分かりやすくなる」と解説した。
3つ目のNEWは、キーボード右上部分に「デュアルダイヤル」を搭載したことだ。2基ともプログラマブルで、24段階ラチェット、双方向操作、シングル/ダブルクリックに対応しており、ボリュームコントロールとライティングコントロールなどを割り当てることでゲーム中でも直感的に素早く操作できる。
4つ目は、キーボード手前側に設置した「LIGHT BAR」だ。ここには複数(75%モデルで33基)のLEDを搭載しており、専用のカスタマイズアプリ「G HUB」で色や光り方を細かくカスタマイズできる。
有本さんは「プリセットだけでなく、オリジナルの設定も可能だ。プリセットのアニメーション効果の中には、以前のTVドラマ『ナイトライダー』のナイト2000が備えていたスキャナーライトのような光らせ方をするものもあり、刺さる人には刺さる」とうれしそうに語った。
5つ目は、LIGHT BARをさらに楽しむためのオプション品であるパームレストの存在だ。これはマットUVコーティングを施した硬度の高いアクリルを採用しており、G512Xの手前側に密着させることにより、LIGHT BARの光を取り込んで拡散して、最大限の効果を得られるようになっている。
「キーボードフット(後述するチルトスタンド)を取り付けた8度の角度でも、取り付けていない4度の角度でも同じように光を取り込めるように苦労して設計した」と有本さんは明かす。
「75%用と98%用で、それぞれのモデルにマッチするよう設計したことも、開発のハイライトとしてお伝えしたい」と解説した。
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