G512Xは、ロジクールGシリーズのキーボードとして初めてガスケットマウントを採用したモデルでもある。「タイピングフィールが非常に良く、ユーザーテストでも高評価を得ている」と有本さんは語った。
同社では、2月に発売された「Alto Keys K98M」でガスケットマウントを初めて導入したが、これがゲーミング用にも適用された形だ。
カスタマイズ性の高さと同程度に強調されていたのは、G512Xシリーズが「TRUE 8Kポーリングレート」に対応しているという点であった。有本さんは、「TRUEをうたっているのは、入力から出力までの全ての工程において8Kポーリングレートで動作するからだ」という。
「キーボード内蔵のCPUが、キーの入力有無を0.125ミリ秒(毎秒8000回)の間隔でスキャン/処理し、同等の速度でUSBケーブルを介してPCへ伝達する。一般的な8K対応キーボードでは、USBケーブルを介したPCへのデータ転送部分のみ8Kで行われているが、G512Xシリーズでは全て8Kで行っているので、TRUE 8Kと呼んでいる」(有本さん)
変更可能なアナログキースイッチについては、0.1mm〜4.0mmの間で設定可能なアクチュエーションポイント、ラピッドトリガーへの対応、1キーに複数のコマンドを割り当てられるMULTIPOINT ACTION、SOCD(Simultaneous Opposing Cardinal Directions)に対応するKEY PRIORITYの設定機能など、従来モデルが対応している機能を継承したとのことだ。
キーボード背面には、ゲーム中に誤ってWindowsキーを押しても反応しないようにする「ゲームモードボタン」、どのキーがアナログスイッチに交換されたかを目視できる「スキャンボタン」、9基のアナログスイッチ収納ボックス、5個のSAPPリングを収納可能なスロットが用意されている。2個のキーボードフットは、それぞれキーキャッププラーとキースイッチプラーの役割も持つ。
マーケティングスペシャリスト ザック・バルカツさんは、G512XシリーズをG HUBでどのようにカスタマイズできるかのデモンストレーションを行った。
デモンストレーションでは、これまでキーのバックライトを変える際に、1キーずつ設定する煩雑さがあったが、新しいG HUBではドラッグして変えたい範囲のキーを選べるようになったことが示された。
写真はLIGHTBARの複数のLEDをドラッグして選択しているところ、写真撮影時点では、左半分が黄色系、右半分が紫系に光っているが、このように選択すれば、1度の操作で複数のキーの色を変えることができるロジクール 執行役員 マーケティング本部 室井崇裕さんは、「G512Xの登場により、マウスやヘッドセットを含むG5シリーズのストーリーが完結する」と語った。
「G5シリーズは、次世代のカスタマイゼーションを可能にするシリーズだ。パフォーマンスに優れているだけでなく、ゲームプレイの際に気持ちをアゲたい、デスクの周囲を自慢したいというニーズにもかなうため、当社のProシリーズとは違う層に刺さるのではないかと考えている」(室井さん)
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