これは過電流からGPUを保護するためのアダプターケーブルだ。延長ケーブルのように、電源ユニットとグラフィックスカードの間に挟む形で接続する。万が一の異常発生時には、LEDインジケーターが発光するとともにブザー音で危険を知らせる仕組みだ。
「MasterDIMM」はオーバークロックメモリーの主要ブランドであるG.SKILLと共同開発した、冷却ファン内蔵のDDR5メモリーだ。スタイリッシュな外観だけでなく、一体化されたファンとヒートシンクがメモリーモジュールを効率的に冷却する。
ただし、厚みが1スロット分以上あるため、マザーボードに4基のメモリスロットがあっても、干渉を避けるため実質的に装着できるのは2枚までとなる。発売時期や具体的な動作クロック、容量のラインアップについては現時点では未定だ。
オーディオのノイズレベルやPC内部の温度などを、アナログメーターで視覚的に表示できるユニークなガジェットだ。本体にマグネットが内蔵されており、PCケースの金属部分だけでなく、ガラスパネル越しでも磁力で固定できる。
Cooler Masterはコンシューマー向け製品だけでなく、サーバ分野の冷却ソリューションも広く手掛けている。昨今のデータセンター用ラックでは水冷による冷却ニーズが増加しており、同社も多くのOEM製品を供給している。
ブース内には撮影禁止の機密製品もあったが、一部の技術が公開された。展示エリアでは、まず水冷システムの全体像を伝える精巧なミニチュア模型が用意され、思わず手元に欲しくなるほどのクオリティーで来場者の目を引いていた。
さらに、NVIDIAの次世代データセンター向けアーキテクチャ「Rubin(Vera Rubin)」に対応する冷却機構の一部や、巨大な駆動用ポンプも合わせて披露された。普段の自作PC市場では目にする機会の少ないエンタープライズ製品に触れられるのもCOMPUTEXならではの醍醐味であり、多くの来場者が熱心に見入っていた。
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