同社はEGG MOUSEシリーズ以外にも、数々のユニークなデザインの製品や、高性能な機能を持つマウスを開発してきた。
「当社はユニークなモデルや、使いやすく人に寄り添う誠実な物作りをしてきた」と古畑さんは語る。そして、それがエレコムの原点であり、これから先へとつながるものだと強調した。
PCからスマートフォンの時代を経たこと、またエレコム自体がライフスタイル家電を取り扱うようになったことから「“Around the PC”から“Beyond the Digital”、そして“Better Being”へとパーパスを時代ごとに変更してきた」と古畑さんは述べ、「世の中にない良いものを生み出すというユニークな発想と人に寄り添う物作り、そして仕事を超えて暮らしを豊かにする製品ということで、今回のEGG MOUSEのプロジェクトがスタートした」と、開発に至る経緯を解説した。
デザインを担当した吉井さんは、新型EGG MOUSEのコンセプトを「絵になる、まいにちを。」というものだと説明する。
それには、ハイブリッドワークの普及が背景にあり、使っているとき、持ち運んでいるとき、使わずに置いているときであっても、日々のシーンを彩るものを作りたいという思いがあった。
タマゴ型を選んだ理由について吉井さんは、「タマゴは誰もが手にしたことのある形状で、手になじみが良い。指先の操作にも適しており、直感的で使いやすい。自然が生み出した造形のため、美しく、インテリアのオブジェクトやアートピースのようなたたずまいがある。コンパクトでいつでも暮らしに寄り添いやすい」と説明した。
特に重視したのは触感で、ABSやポリカーボネート製の本体にシリコン製カバーを付けることにした。これにより、よりタマゴのような継ぎ目のないデザインを実現しつつ、グリップ性の向上や本体を傷や汚れから守ることができるようになった。
さらにカラー展開を多くすることで、ユーザーのライフスタイルに合わせやすくした。
小型ボディーながら、4ボタンを採用することで指先での操作性を高めた。というのも、4つ目のボタンであるファンクションボタンとマウスの動きを組み合わせた「ジェスチャー機能」を専用ユーティリティーの「エレコム マウスアシスタント」で設定できるからだ。
「ボタン数以上に、さまざまな使い方のデザインを行えるようにした」と吉井さんは語った。
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