現在、文部科学省の「GIGAスクール構想」の第2期(Next GIGA)における学習用端末のリプレースが進んでいるところだが、Next GIGAでは「学校のネットワーク環境整備(改善)」など、第1期の反省を踏まえた施策も複数盛り込まれている。
この記事では、5月13日から15日にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された教育IT総合展「EDIX 東京 2026」におけるネットワーク機器や周辺機器に関する展示を幾つか紹介する。
バッファローは未発売のアクセスポイント新製品やスイッチ(ハブ)、NASなどネットワーク機器と関連ソリューションを展示の中心に据えていた。
中でも“目玉”に据えていたのが、2026年秋発売予定のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応の無線LANアクセスポイント「WAPM-BETR」だ。12ストリーム通信に対応することで、より多くの児童/生徒が同時にアクセスしても高いスループットを維持できることを強みとしている。
同じく2026年秋に発売予定の10GbE(10GBASE-T/SFP+)に対応するスマートスイッチ「BS-XS2008P」も、WAPM-BETRとセットで展示されていた。
担当者によると、GIGAスクールの第1期では校内ネットワークの混雑に悩む学校が少なくなかったといい、学習用端末において今後Wi-Fi 7対応が進むことも見越して「Wi-Fi 7対応アクセスポイント」と「校内ネットワークの高速/大容量化(≒マルチギガビット化)」を併せて提案しているとのことだ。
WAPM-BETRとBS-XS2008P以外のWi-Fiアクセスポイントや、各種スイッチも複数展示されていた。Wi-Fiアクセスポイントには推奨接続台数(一定の性能を担保できる接続端末数)も掲示しており、児童/生徒の人数(≒端末数)や教室の大きさに応じて選択肢が複数あることをアピールするのが狙いだ。
最近は、体育や生活科/理科といった屋外活動のある科目でも学習用端末の活用が進んでいる。そのこともあり、防塵(じん)/防水性能を備えつつ、直射日光下での稼働を想定した「屋外用Wi-Fiアクセスポイント」も注目を集めていた。
現行のWi-Fi 6/6E(IEEE 802.11be)対応アクセスポイント。左から80台推奨でWi-Fi 6E対応の「WAPM-AXETR」、60台推奨の「WAPM-AX8R」、40台推奨の「WAPM-AX4R」
教職員の控室(準備室など)向けのWi-Fi 6アクセスポイント「WAPS-AX4」(左)と、屋外設置を想定したWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)アクセスポイント「WAPM-1266WDPRA」バッファローのネットワーク機器は「キキNavi」と呼ばれるリモート管理サービスを無料で利用できるので、管理する台数が増えても管理の手間が削減できることもアピールしていた。
その他、スマートスイッチやNAS、VPNルーターなどが展示されていたほか、実際の教育機関への実際の導入事例についてのパネルも展示されていた。
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