2009年、デジタルサイネージのトレンドは?――大型ディスプレイ編:デジタルサイネージジャパン 2009(2/2 ページ)

» 2009年06月10日 18時25分 公開
[吉岡綾乃,Business Media 誠]
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タッチパネルでインタラクティブに

 デジタルサイネージというと、情報を“配信”するものというイメージが強いが、ユーザーが操作できたり、ユーザーの携帯に情報を送ったりといった双方向性のあるものも増えてきている。

東京ミッドタウンに導入されているタッチパネルデジタルサイネージ。データベースから条件に合った情報を抽出し「本日のイベント」を表示する

 パナソニックデジタルコミュニケーションズの「タッチパネルデジタルサイネージ」は、大型商業施設に設置されている“触れるデジタルサイネージ”だ。施設内のどこに何があるか知りたいとき、道が分からなくなったときなど、客がタッチパネルを操作すれば目的の情報を検索して表示できる。日本語のほか、英語、中国語、韓国語表示にも対応している。六本木ヒルズに約300台、東京ミッドタウンに約150台設置されているものなので、実際に利用したことのある読者もいるかもしれない。ログを見ると、トイレやATMの場所を探す人が多いそうだ。

 店舗の詳細情報を表示すると、QRコードが現れる。これを携帯で読み取ることで、店舗の住所や電話番号などが携帯に表示されるという仕組み。その場で店に電話をかけて、予約を取ったり混雑状況を確認したり、といった利用方法を想定している。QRコードのほか、FeliCaリーダー/ライターを取り付けて、おサイフケータイをかざすと店舗の情報を携帯に取り込める端末も販売している。

 もう1つのポイントは“リアルタイムに情報を変えられること”。タッチパネルデジタルサイネージはデータベースとひも付いており、例えば時間帯に応じたレコメンドもできるようになっている。「今、営業しているお店」「これから開かれるイベント」といった検索が可能なのだ。また大型商業施設の場合、テナントのスタッフもユーザーである。Webブラウザの管理画面から、各テナントがデータベースにログインして情報を入力することにより、リアルタイムに更新でき、情報が古くなるのを防いでいる。

東京ミッドタウンに導入されている端末は多言語対応。日本語だけでなく、英語や中国語、韓国語でもタッチパネル操作できる(左)。店舗の詳細情報の脇に表示されるQRコード(右)

 →2009年、デジタルサイネージのトレンドは?――携帯電話&chumby編

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