ドコモ、欧州で携帯向け電子コミックを配信

» 2009年06月12日 15時43分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは6月11日、同社の100%子会社である欧州現地法人DOCOMO Netherlandsを通じて、モバイル向けマンガコンテンツの配信サービスを開始した。

 6月11日から、フランスの通信キャリアBouygues Telecomのモバイルポータルサイトを通じて、日本のマンガコンテンツを提供。集英社が版権を持つマンガを配信するとし、「NARUTO−ナルト−」や「DRAGON BALL」など、海外でも人気の高いコンテンツをラインアップする。コンテンツはBouygues Telecomの携帯ポータルサイトから、ドコモ・ネザーランドが提供する「MANGA MODE」に登録することで閲覧できる。

Photo 欧州のコミック配信イメージ

 コンテンツの配信は、ビットウェイが開発した海外マーケット向け電子取次システムを利用し、同社の配信サーバを経由して行う。書誌情報は現地の携帯向け電子ブックサイトのサーバにコピーされるが、コンテンツファイルは国内サーバから直接、海外読者の携帯電話にストリーミング配信されるなど、セキュアなデータ管理が可能だという。

 ビットウェイは、海外で発売される携帯端末向けに電子書籍統合ビューアアプリケーションの提供を開始した。提供にあたってビットウェイは、セルシスとシャープのフォーマット供与を得て、2つのビューアを統合した「電子書籍統合ビューア」を開発。読者は、フォーマットを気にすることなく、1つのビューアアプリケーションでコンテンツを閲覧可能になる。また同ビューアは、本棚や購入履歴などの情報を閲覧できるなど、販売サイトとの通信機能も備えている。

 同ビューアの登場により、キャリアや携帯書店は海外で日本の電子書籍を配信するためにビューアを開発する必要がなくなり、日本の出版社もフォーマットを変換することなく既存のコンテンツデータを活用した配信が可能になる。

 同ビューアは、Bouygues Telecomのコミック配信サービスに採用された。

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